【サッカー】ルヴァンカップ歴代優勝チーム・決勝戦スコア・個人賞一覧|Jリーグカップ

寺尾修輝 Shuuki Terao

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日本プロサッカーリーグ『Jリーグ』のカップ戦である『JリーグYBCルヴァンカップ』は2023年で31回目の開催を迎えた。1992年の創設からヴェルディ川崎の三連覇で幕を開けた大会は、1995年を除いて毎年開催され、幾多の名勝負が繰り広げられてきた。

2023年の決勝は11月4日に開催され、アビスパ福岡が浦和レッズに2-1で勝利し、初優勝を収めた。

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ここでは、歴代の優勝&準優勝チーム、決勝戦のスコア(試合結果)、MVP、ニューヒーロー賞についてまとめる。

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ルヴァンカップ歴代優勝チーム一覧

年度 優勝 スコア 準優勝 MVP ニューヒーロー賞
1992 V川崎 1-0 清水 三浦知良 -
1993 V川崎 2-1 清水 ビスマルク -
1994 V川崎 2-0 磐田 ビスマルク -
1995 開催なし - - - -
1996 清水 3-3
(PK5-4)
V川崎 サントス 名波浩
斉藤俊秀
1997 鹿島 第1戦:2-1
第2戦:5-1
磐田 ジョルジーニョ 三浦淳宏
1998 磐田 4-0 市原 川口信男 高原直泰
1999 2-2
(PK5-4)
鹿島 渡辺毅 佐藤由紀彦
2000 鹿島 2-0 川崎 中田浩二 鈴木隆行
2001 横浜M 0-0
(PK3-1)
磐田 榎本達也 曽ヶ端凖
2002 鹿島 1-0 浦和 小笠原満男 坪井慶介
2003 浦和 4-0 鹿島 田中達也 田中達也
2004 FC東京 0-0
(PK4-2)
浦和 土肥洋一 長谷部誠
2005 千葉 0-0
(PK5-4)
G大阪 立石智紀 阿部勇樹
2006 千葉 2-0 鹿島 水野晃樹 谷口博之
2007 G大阪 1-0 川崎 安田理大 安田理大
2008 大分 2-0 清水 高松大樹 金崎夢生
2009 FC東京 2-0 川崎 米本拓司 米本拓司
2010 磐田 5-3 広島 前田遼一 高萩洋次郎
2011 鹿島 1-0 浦和 大迫勇也 原口元気
2012 鹿島 2-1 清水 柴崎岳 石毛秀樹
2013 1-0 浦和 工藤壮人 斎藤学
2014 G大阪 3-2 広島 パトリック 宇佐美貴史
2015 鹿島 3-0 G大阪 小笠原満男 赤崎秀平
2016 浦和 1-1
(PK5-4)
G大阪 李忠成 井手口陽介
2017 C大阪 2-0 川崎 杉本健勇 西村拓真
2018 湘南 1-0 横浜M 杉岡大暉 遠藤渓太
2019 川崎 3-3
(PK5-4)
札幌 新井章太 中村敬斗
2020 FC東京 2-1 レアンドロ 瀬古歩夢
2021 名古屋 2-0 C大阪 稲垣祥 鈴木彩艶
2022 広島 2-1 C大阪 ピエロス・
ソティリウ
北野颯太
2023 福岡 2-1 浦和 前寛之 早川隼平

ルヴァンカップとは

『JリーグYBCルヴァンカップ』は、J1リーグ、天皇杯に並ぶ国内3大タイトルの1つとされている。

では、ルヴァンカップと天皇杯は同じカップ戦であるが、その違いはどういった点にあるのだろうか。ルヴァンカップは、『JリーグYBCルヴァンカップ』という名前の通り、Jリーグに加盟しているチームのみが参加できる大会である。天皇杯であれば、各都道府県の代表チームの参加が可能となる。しかし、ルヴァンカップではJ1チーム+J2の一部のチームに限定される。但し、2024シーズンからはルヴァンカップの大会方式が変更となり、これまで採用していたグループステージ・ノックアウト方式からJ1・J2・J3全クラブが参加するノックアウト方式へと変更される。

今回の変更において、Jリーグは、新たな成長戦略として掲げる「2つの成長テーマ」として『(1)60クラブが、それぞれの地域で輝く(2)トップ層が、ナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く、に基づき、トップカテゴリーである「J1」の価値を最大限に活用すること、ならびに、リーグカップ戦の大会方式変更により、異なるカテゴリー間での試合を創出し、J2・J3の成長の起爆剤として活用することで、Jリーグ全体の価値向上を目指しています。』と説明した。

大会の歴史

『同一スポンサーによる世界最長のサッカー大会』としてギネス記録にも認定されたこの大会は、これまで17チームがタイトルを手にしてきた。

ルヴァンカップは、リーグ戦と並行して行われるため過密日程の中で試合が行われるケースが多い。そのため、若い選手やリーグ戦で出場機会の少ない選手が出場機会を得られるチャンスとなる大会でもある。

ルヴァンカップならではの賞と言えるのが『ニューヒーロー賞』だ。この賞は、21歳以下(当該シーズンの12月31日に満21歳以下)の選手を対象とした賞のことで、グループステージから準決勝までの各試合会場における報道関係者の投票をもとに、Jリーグが受賞者を選出する。歴代受賞者には、元日本代表の長谷部誠や原口元気といった長きにわたり日本を引っ張って来た選手も受賞した経験を持つ。

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。サッカー担当。