大迫勇也がけがにより代表辞退、代役にシントトロイデンの林大地|サッカーW杯アジア最終予選

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

大迫勇也がけがにより代表辞退、代役にシントトロイデンの林大地|サッカーW杯アジア最終予選 image

日本サッカー協会(JFA)は3月19日、FIFAワールドカップ・カタール2022大会アジア最終予選のオーストラリア戦(24日、シドニー)とベトナム戦(29日、埼玉)の日本代表チームに招集した大迫勇也がけがにより参加辞退となったため、代わりに林大地(シントトロイデン)の追加招集を発表した。

大迫は、3月上旬に負った右足裂傷から回復し、ヴィッセル神戸の一員として15日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)プレーオフのメルボルン・ビクトリー戦で2得点をあげるなど華々しい復帰を果たしていた。19日の清水エスパルス戦でも5本のシュートを打ち、アグレッシブな姿勢をみせたが、両足をつった状態に陥ったため、後半32分に交代していた。

神戸の三浦淳寛監督は「できるだけ、やれるところまでやってほしいという状態で、両足つっての交代です」と説明していたが、結果として代表戦辞退になった。

日本代表の森保一監督は、15日のビクトリー戦をみて大迫の選出を決めていたものの、あてが外れた格好に。森保ジャパンの核となる選手だけに大きな痛手となるが、代わりにシントトロイデンで今季6得点をあげる林大地を追加招集した。

林は東京五輪ではバックアップ候補からU-24代表入りし、決勝トーナメントでは先発メンバーとして健闘した。今回、たなぼたではあるが念願の初A代表入りとなり、士気は高いはずだ。所属するシントトロイデンを通じて「自分らしさ全開で、日本代表の力になれるよう一生懸命頑張りたいと思います」とコメントしている。

また、オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督が、新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが18日に発表された。24日の日本戦も、状況によっては1月のベトナム戦のように現場入り不可となり、オンラインで指揮する可能性があるという。

▶サッカーW杯最終予選を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

神宮泰暁 Yasuaki Shingu Photo

日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。