酒井宏樹もけがで代表離脱、名古屋の中谷進之介が追加招集|サッカーW杯アジア最終予選

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本サッカー協会(JFA)は3月19日夜、FIFAワールドカップ・カタール2022大会アジア最終予選のオーストラリア戦(24日、シドニー)とベトナム戦(29日、埼玉)の日本代表メンバーとして選出した浦和レッドダイヤモンズの酒井宏樹が、けがによる代表不参加となったことを発表した。代わりに名古屋グランパスの中谷進之介を追加招集する。

大迫勇也の代表辞退に続き、右サイドバックとして森保ジャパンのディフェンスラインを守ってきた酒井宏樹がけがによる代表不参加という、大一番を前にしてまさかの事態となった。

酒井は19日、ホームでのジュビロ磐田戦に先発出場し、前半終盤に決定機をつくるなどしたがその直後に右足を気にするそぶりをみせ、前半終了後、スタッフに痛みを訴えていた。後半にもそのまま出場したものの、8分で交代していた。

酒井に代わり、選外となっていた中谷進之介が追加招集され、ディフェンス陣に入る。中谷は森保ジャパン体制下で計3試合に出場しているが、アジア最終予選は1月27日の中国戦、2月1日のサウジアラビア戦で控え登録はされたものの、出場はまだない。

中谷は所属する名古屋グランパスを通じて「日本のワールドカップ出場に向けて全力を尽くしてきます! 頑張ってきます!」という意気込みを寄せた。

故障明けから間もない大迫の離脱と林大地の追加招集は状況としてやむ無しの空気感もあったが、そこにきての酒井の負傷離脱は、コアメンバーを固定して勝ち抜いてきた森保ジャパンにとって大きな痛手となりそうだ。

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。