60年ぶりW杯逃したイタリア、監督には厳しい批判も(後編)

Peter Hanson

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後半もイタリアのプレッシャーは続く。ミカエル・ラスティグと接触したダルミアンに対し、主審はまたも不可解な判定を下す。

 

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ダルミアンは次なる攻撃の軸となり、クロスを上げる。そこにフロレンツィが合わせ、ボレーシュートを放つも、わずかにポストの右に外れた。

 

 

開始から無得点のまま60分が経過し、ピッチ上の選手やバーで観戦中のファンにフラストレーションが広がり始めた。

イタリアが最後にワールドカップ予選敗退を喫したのは、1958年だ…。

イタリアの攻勢は続き、カンドレーバが右サイドから上げたボールに、インモービレがボレーで合わせたが、これも外す。その後、フロレンツィのクロスをGKオルセンが辛うじてはじき出した。

残り3分、イタリアはさらに猛攻を続け、ステファン・エル・シャーラウィが技ありのボレーを見せるも、GKオルセンのファインセーブに阻まれる。その直後、絶好の位置からパローロがヘディングシュートを放ったが、枠を外してしまった。

結局、そのまま無得点に終わり、ヴェントゥーラ監督ら首脳陣は、この不名誉なワールドカップ予選敗退の責任を問われることになる。

(完)

原文:Italy misses first World Cup in 60 years after goalless draw vs. Sweden

翻訳:Atsuko Sawada

Peter Hanson