日本代表がベトナムに勝利も、1−0で得点は積めず:W杯アジア最終予選

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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11月11日、サッカーFIFAワールドカップ2022カタール大会・アジア最終予選グループBの日本代表対ベトナム代表戦が、敵地ハノイで行われ、1−0でSAMURAI BLUEが勝利した。大勝とはならなかったものの、大前提だった勝ち点3を得た。

主将の吉田麻也ら海外組11選手がチャーター機のトラブルによってベトナム入りが約12時間遅れ、半日近い時間を機内に缶詰となったことから合同練習は1日のみ、また選手個々のコンディションが不安視された。

いくつかの懸念材料を抱えた日本代表だったが、オーストラリア戦と同じ4−3−3のフォーメーションを採用。前半17分、FW大迫勇也からつないだFW南野拓実が左から切り込むと、逆サイドのFW伊東純也が先制ゴールを押し込んだ。

ボール占有率は高いものの、なかなか得点につながらない中、40分、再び伊東がカウンターから駆け込んで2点目を挙げたかにみえたが、VARによりMF田中碧のオフサイドが確認され、ノーゴール。そのまま前半を終えた。

1-0のリードを得て後半に入ったが、伊東へのマークも厳しくなり、ベトナムのDFグエンフォンホンドゥイに翻弄される場面も見られた。

後半18分、DF長友佑都からDF中山雄太、南野からMF浅野拓磨へ、左サイド要員が交代。後半30分にも大迫からDF古橋亨梧、田中からMF柴崎岳に変更。さらにイエローカードを受けたMF守田英正をDF中山雄太に入れ替えた。各人それぞれ見せ場を作るも、ベトナムのGKブイタンチュオンの好セーブに阻まれるなど、チャンスを形にできなかった。

アディショナルタイムで古橋が左から流れを作り出そうとするも追加点は奪えず、後半50分で試合終了。1−0で日本が勝利し、勝ち点3を手に入れた。16日にはオマーンでのアウェー戦となり、9月2日のまさかの敗戦のリベンジに臨む。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。