【動画あり】「セクシーなダンスを」女子初のバロンドール受賞者にセクハラ?本人は否定

Takuma Hayasaka

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サッカー専門誌の「フランス·フットボール」が主催するバロンドールは、サッカー界で最も名誉ある賞の一つだ。現地時間12月3日に行われた授賞式では、ノルウェー代表のアーダ·ヘーゲルベルクが女子初の受賞者となった。

喜びを持って伝えられるべきニュースだが、インターネット上では、ホストを務めたDJのマーティン·ソルヴェイグが、ヘーゲルベルクに性的に挑発的なダンス「トワーク(twerk)」を求めたことが話題になった。

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音楽でセレモニーを盛り上げていたソルヴェイグは、ヘーゲルベルクが受賞した際に「トワークはできる?」と踊るよう求めた。23歳のストライカーは「ノー」とこれを拒否。笑顔を見せずに、その場を立ち去る身振りを見せた。ソルヴェイグはヘーゲルベルクを引き止め、フランク・シナトラの音楽に合わせて一緒に踊って受賞を祝福した。

このやりとりの前に、ヘーゲルべルグは「これは女子サッカーにとって大きな一歩です。世界中の若い女性に、『自分を信じてください』と言いたい」と、女性を代表する内容のスピーチをしていた。それだけに、ソーシャルメディア上では”セクハラ発言”が大きく取り上げられた。
予期せぬ事態にフランス人DJはツイッターで動画を投稿。
「インターネットを見て驚いた。誰かを怒らせようと思ったわけではなく、ジョークのつもりだった。申し訳ありません」と謝罪した。

さらに、「ヘーゲルベルクにも直接説明し、ジョークだったと理解してもらえた」とセレモニー後に撮影された写真も投稿した。

ヘーゲルベルグ本人は式後のインタビューで、「あの質問がセクシャルハラスメントだとは思わなかった。バロンドールを受賞できてうれしかったし、ダンスで祝いたかったのが正直な気持ちよ」と明かした。

しかし一部では、ソルヴェイグの発言を大問題と捉えている人もいる。

テニス選手のアンディ・マレーは自身のインスタグラムを更新。

「ただのジョークに大げさに反応しすぎだと思っている人がいるが、それは違う。私はずっとスポーツ界にいるが、セクシズムのレベルは桁違いだ」と、激しい言葉を使って非難した。


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