サッカー日本代表・相馬勇紀はどんな選手? 海外の反応や名古屋グランパスでの活躍は|FIFA W杯カタール2022

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11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ(FIFA W杯2022)が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。

相馬勇紀はどんな選手?

名前:相馬 勇紀(そうま ゆうき)
生年月日:1992年2月3日
年齢:25歳
身長:166cm
出身地:東京都調布市
ポジション:MF/FW
所属クラブ:名古屋グランパス

相馬勇紀はドリブル突破と正確なキックが持ち味のサイドアタッカー。緩急を巧みに使ったドリブルでサイドを突破し、左足でクロスを上げるプレーを得意としている。しかし縦一辺倒ではなく、その裏をかいた中央へのカットインも得意。的の絞りづらい選手と言えるだろう。FKという飛び道具も兼ね備えている。

小柄ながらコンタクトを苦にせず、守備で高い強度を発揮できるのも特徴だ。所属クラブでは左サイドのウイングバックでの起用が多いが、右サイドでのプレーも可能。サイドバックのプレー経験もあり、監督の起用法を広げられる選手でもある。

相馬は少ないチャンスをものにして日本代表まで登り詰めた選手だ。学生時代は実績を残しながらも世代別代表とは無縁。世代をリードする選手を横目に、ひたすら長所を磨き、短所を減らしてきた。ようやくプロ1年目でU-22日本代表に選ばれたが、東京五輪を目指す同世代の主力は同じ時期に、A代表としてコパ・アメリカに出場。いわば「2軍」とも言えるメンバーの中から結果で信頼を勝ち取り、オリンピック出場につなげた。

ワールドカップ出場も似たようなストーリーとなった。2021年から続いたアジア予選は2次、最終ともに出場ゼロ。それでも、国内組にとって代表入りのラストチャンスとなるE-1選手権で夢を手繰り寄せた。同大会では3得点2アシストで、大会MVPにも選出。ここぞという勝負所で結果を残す、いわゆる「持っている」選手とも言えるだろう。プレッシャーを力に変えられる選手だけに、W杯本大会でも世界を驚かすプレーに期待したい。

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今シーズンの活躍

プロ4年目の今シーズンはJ1で全試合に出場。そのうち交代出場は5試合のみとフル稼働のシーズンになった。2ゴール2アシストという数字は少なく見えるが、それもチーム事情に合わせてポジションが下げたため。今シーズンのハイライトとなったE-1選手権ではより攻撃的なポジションで起用され、3試合で3ゴール2アシストと持ち前の攻撃性能を発揮した。

海外での評価

海外ではまだ無名と言ってもいい存在だろう。移籍情報サイト『Transfermarkt』による市場価値は90万ユーロ(約1億3000万円)。今回の日本代表メンバーの中では下から5番目となっている。

しかし、国際大会では好評価を得ることが多い。U-22日本代表の一員として出場したトゥーロン国際大会では3試合に出場し、1ゴール1アシスト。数字以外の部分も含めて準優勝に貢献し、大会ベストイレブンにも選ばれた。E-1選手権では前述のとおり大会MVPに輝いている。


カタールW杯 大会展望&注目国の戦力分析

大会展望日本ブラジルフランスドイツスペインコスタリカイングランドオランダクロアチアベルギー韓国カナダ

日本代表 選手名鑑

浅野拓磨板倉滉伊東純也伊藤洋輝上田綺世遠藤航鎌田大地川島永嗣久保建英権田修一酒井宏樹柴崎岳シュミット・ダニエル相馬勇紀田中碧谷口彰悟堂安律冨安健洋長友佑都前田大然町野修斗三笘薫南野拓実守田英正吉田麻也山根視来


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。