サッカー日本代表・柴崎岳はどんな選手?|海外の反応やCDレガネスでの活躍は

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11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ(FIFA W杯2022)が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。

柴崎岳はどんな選手?

名前:柴崎 岳(しばさき がく)
生年月日:1992年5月28日
年齢:30歳
身長:175cm
出身地:青森県上北郡野辺地町
ポジション:MF
所属クラブ:CDレガネス(スペイン)

柴崎岳は自身2度目のW杯に臨む。前回のロシア大会ではチームの中心選手として、全4試合に出場。決勝トーナメント1回戦のベルギー代表戦で原口元気の先制ゴールをアシストするなど、チームに大きく貢献している。

地元のクラブチームでサッカーを始めた柴崎。全国屈指の強豪校・青森山田高等学校では1年生時からチームの司令塔として活躍した。2年生時には全国高等学校サッカー選手権大会で準優勝の成績を収め、大会後の2010年1月には鹿島アントラーズ加入が内定。早くから将来を嘱望されていた。

鹿島では2シーズン目からレギュラーに定着し、2016シーズンのJ1リーグなどタイトル獲得に貢献。同年のFIFAクラブワールドカップ決勝では、ヨーロッパ王者のレアル・マドリードから2得点を挙げた。

2017年1月にスペイン2部のCDテネリフェに移籍。その後ヘタフェCF、デポルティボ・ラ・コルーニャとスペインのクラブを渡り歩き、2020‐21シーズンから現在までCDレガネスでプレーしている。

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今シーズンの活躍

CDレガネスは今季、スペイン2部リーグに所属している。柴崎は第15節までで13試合に出場し、うち10試合で先発出場。トップ下やインサイドハーフで起用され、チームの主力を担っている。なお、CDレガネスからは初のW杯出場選手となる。

2014年9月に代表初出場を果たし、現在59キャップを誇る柴崎。ロシアW杯後に就任した森保一監督のもとでは主力を担っていたが、2022年に入りスターティングメンバーから外れる試合が多くなっている。それでも直近の代表戦となる9月のキリンチャレンジカップ2022エクアドル代表戦では、キャプテンマークを巻き先発出場。カタールW杯のメンバーにも名を連ねた。

海外での評価

柴崎は高いパススキルとゲームをコントロールする能力に長けた、司令塔タイプの中盤。さらに3列目から得点に絡む攻撃センスも持ち合わせる。2016年のクラブW杯決勝でレアル・マドリードから2得点を奪った際には、スペイン紙『マルカ』は「(当時の市場価値)200万ユーロで買えるスター。世界の半分のスカウトたちの目をひきつけたはずだ」と称賛。さらにイギリス紙『ザ・サン』は「日本のイニエスタ」と評した。同大会での活躍が、直後のスペイン移籍へとつながった。

またロシアW杯では、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が「日本のアンドレア・ピルロ」と評した上で、大会の「サプライズ・ベストイレブン」に選出している。

直近3シーズンをスペイン2部で過ごす柴崎だが、クラブでのプレーに対し地元メディアからの評価は攻守で分かれる。パスやシュートなどキックの質は高く評価されている一方、守備の強度は課題に挙げられている。


カタールW杯 大会展望&注目国の戦力分析

大会展望日本ブラジルフランスドイツスペインコスタリカイングランドオランダクロアチアベルギー韓国カナダ

日本代表 選手名鑑

浅野拓磨板倉滉伊東純也伊藤洋輝上田綺世遠藤航鎌田大地川島永嗣久保建英権田修一酒井宏樹柴崎岳シュミット・ダニエル相馬勇紀田中碧谷口彰悟堂安律冨安健洋長友佑都前田大然町野修斗三笘薫南野拓実守田英正吉田麻也山根視来


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。