サッカー日本代表・板倉滉はどんな選手? 海外の反応やボルシア・メンヒェングラートバッハでの活躍は|FIFA W杯カタール2022

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11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ(FIFA W杯2022)が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。

板倉滉はどんな選手?

名前:板倉 滉(いたくら こう)
生年月日:1997年1月27日
年齢:25歳
身長:186cm
出身地:神奈川県横浜市
ポジション:DF
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)

センターバックと中盤の底の両方で高いパフォーマンスを発揮できるのが板倉滉だ。川崎フロンターレのアカデミー出身らしく、足元の技術も抜群。そのユーティリティ性から、選手起用や試合中の戦術変更に幅を持たせられる選手でもあり、森保一監督から重宝されている。

板倉は1期生として川崎FのU-12に加入。同学年には三好康児、1学年下に三笘薫、2学年下に田中碧という環境の中で揉まれ、高卒でプロ入りを果たした。しかし谷口彰吾らの壁は高く、出場機会はごくわずか。転機となったのはプロ4年目、ベガルタ仙台にレンタル移籍を果たしたシーズンだった。

仙台では3バックの一角として継続してプレー。チーム状況に応じてボランチでのプレーもこなし、評価を高めた。翌年には仙台での活躍もあり、マンチェスター・シティが板倉を獲得。プレミアリーグでプレーすることはなかったが、レンタルで加入したフローニンゲン、シャルケで継続して高いパフォーマンスを見せた。これにより板倉は人気銘柄となり、今シーズンから争奪戦を制したボルシアMGでプレーしている。

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今シーズンの活躍

即戦力としてボルシアMGに招かれ、開幕戦からスタメン出場。アシストも記録した。その後も順調に出場機会を得ていたが、9月半ばにトレーニング中にひざを負傷。左膝内側側副靭帯の部分断裂と診断され、W杯までの公式戦の欠場がアナウンスされた。W杯出場も危ぶまれていたものの、日本代表メンバーに選出。大会までにコンディションを整えたい。

海外での評価

各年代別日本代表として国際大会の経験はあったが、マンチェスター・シティがJ1の主力として1シーズンを戦ったに過ぎない板倉を獲得したことは大きなサプライズだった。しかしマンチェスター・シティはネットワークを生かして世界中の才能に投資し、“転売”をして利益を稼ぐクラブでもある。チームの戦力というよりも将来的な市場価値の向上を見越した移籍だったことは想像に難くない。

まさにその見立てどおり、板倉はオランダとドイツで自身の価値を高めた。特にシャルケでは攻守に獅子奮迅の活躍を見せて1部昇格に貢献。ドイツ誌『キッカー』から前半戦のナンバーワンCBとの評価を受けたほか、ファンからは「なんとしてでも引き留めろ」という声が多数上がっていたという。

そして板倉はマンチェスター・シティが川崎Fに支払った移籍金の4倍以上となる額を残し、ボルシアMGに移籍することになった。第3節ではマン・オブ・ザ・マッチやベストイレブンに選出。指揮官からも「将来的にもこのチームで重要な役割を担うことになるだろう」と高い評価を得ている。


カタールW杯 大会展望&注目国の戦力分析

大会展望日本ブラジルフランスドイツスペインコスタリカイングランドオランダクロアチアベルギー韓国カナダ

日本代表 選手名鑑

浅野拓磨板倉滉伊東純也伊藤洋輝上田綺世遠藤航鎌田大地川島永嗣久保建英権田修一酒井宏樹柴崎岳シュミット・ダニエル相馬勇紀田中碧谷口彰悟堂安律冨安健洋長友佑都前田大然町野修斗三笘薫南野拓実守田英正吉田麻也山根視来


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。