11月20日から中東・カタールでサッカーのワールドカップ（FIFA W杯2022）が行われる。ここでは、日本代表の一員として世界に挑む選手たちのプロフィールを紹介する。
堂安律はどんな選手？
名前：堂安 律（どうあん りつ）
生年月日：1998年6月16日
年齢：24歳
身長：172cm
出身地：兵庫県尼崎市
ポジション：FW/MF
所属クラブ：SCフライブルク（ドイツ）
兵庫県出身の堂安律は、中学進学と同時にガンバ大阪のジュニアユースに入団。幼少期から西日本では名の知れた逸材だった。それはジュニアユース入団時、セレッソ大阪や名古屋グランパスなど他のJリーグクラブのアカデミーからもスカウトされていたことからも窺い知れる。一方でG大阪ジュニアユース時代の鴨川幸司コーチは辛口な評価。同じ攻撃的MFの家長昭博や宇佐美貴史らを指導してきた鴨川氏は、「律はその年代では抜けていたが、家長とか宇佐美と比べるとそれほどでもない」と評する。
それでも堂安は着実に力を付けていき、高校2年生時の2015年にG大阪トップチームに2種登録されると、6月にはJリーグデビューを果たした。
2017年夏にオランダ1部エールディヴィジのFCフローニンゲンに加入し、海外リーグ初挑戦。2シーズンにわたり主力として活躍すると、2019-20シーズンには同リーグの強豪PSVアイントホーフェンに移籍した。翌2020-21シーズンはドイツ1部ブンデスリーガのアルミニア・ビーレフェルトでプレー。リーグ戦全34試合に出場した。2021-22シーズンは再びPSVに復帰したのち、現在はブンデスリーガのSCフライブルクに所属している。
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今シーズンの活躍
堂安は今シーズンより完全移籍でSCフライブルク加入。プレシーズンマッチで結果を残し首脳陣の信頼を勝ち取ると、リーグ開幕戦で先発出場しいきなりゴールを決めた。第14節までリーグ戦全試合に出場。第5節のバイヤー・レヴァークーゼン戦では決勝ゴールを奪うなど、3位と好調をキープするチームの中心選手として活躍している。
海外での評価
前述の通り、日本国内ではプロデビュー前から評価が高かった堂安。2016年にはAFC（アジアサッカー連盟）U-19選手権日本代表としてチームの優勝に貢献すると、同大会MVPを獲得。さらにアジア年間最優秀ユース選手賞に選ばれた。
欧州移籍後も現地での評価は高く、アルミニア・ビーレフェルトに所属した2020-21シーズンは、年間ベストルーキー賞の候補に選ばれている。今シーズンはSCフライブルクの主力として活躍。クリスティアン・シュトライヒ監督は厚い信頼を寄せている。地元ドイツメディアの『Sudkurier』も堂安のプレースキルを称賛。ボールコントロール、パス、ドリブルを「見惚れるほどの美しさ」と評している。
カタールW杯 大会展望＆注目国の戦力分析
大会展望｜日本｜ブラジル｜フランス｜ドイツ｜スペイン｜コスタリカ｜イングランド｜オランダ｜クロアチア｜ベルギー｜韓国｜カナダ
日本代表 選手名鑑
浅野拓磨｜板倉滉｜伊東純也｜伊藤洋輝｜上田綺世｜遠藤航｜鎌田大地｜川島永嗣｜久保建英｜権田修一｜酒井宏樹｜柴崎岳｜シュミット・ダニエル｜相馬勇紀｜田中碧｜谷口彰悟｜堂安律｜冨安健洋｜長友佑都｜前田大然｜町野修斗｜三笘薫｜南野拓実｜守田英正｜吉田麻也｜山根視来
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