クロアチア戦で8強入り目指す日本の敵は「心に潜む疑念」? 海外メディア指摘|カタールW杯

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サッカー日本代表は12月5日(日本時間6日)、FIFAワールドカップ・カタール2022のラウンド・オブ16(ノックアウトステージ/決勝トーナメント1回戦)でクロアチア代表と対戦する。日本にとって史上初のW杯ベスト8進出を目指す一戦だ。目の前の敵は文字通りクロアチアだが、『ESPN』は、日本にとって最大の障壁は「心に潜む疑念」であるとしている。

日本は1998年フランス大会の初出場以降、グループステージを3回突破した。だが、2002年、2010年、2018年のいずれも決勝トーナメント初戦で敗退。世界の8強入りを果たしたことがない。

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森保一監督率いる今大会の日本は、直近の大会で優勝したドイツやスペインをグループステージで撃破。「死の組」とも言われたグループEを首位で突破している。

決勝トーナメント初戦の相手は、グループFを2位通過したクロアチア。モロッコとベルギーを相手にスコアレスドローを演じ、2戦目のカナダ戦で4-1と勝利してきた。

ルカ・モドリッチを擁するクロアチアは、4年前のロシア大会で決勝まで勝ち進んだ準優勝国だ。だが、『ESPN』は、日本にとって最大の敵は、相手チームであるクロアチアというよりも、「越えられない壁」への心理的重圧と指摘している。

同メディアは、クロアチア有利との下馬評に日本が動じることはないとしつつ、「おそらく8強進出という歴史をつくるための最大の障壁は、彼らの心に潜む疑念、さらに言うなら悪魔だ」と報じた。精神的な意味でいわゆる「ベスト16の壁」を越えられるかが日本の試練との見解を伝えている。

さらに、同メディアは長友佑都が試合前日に投稿した「新しい景色を見よう!」というツイートを引用し、「『新しい景色』とは、初めてのワールドカップ準々決勝からの景色だ」と説明し、このツイートに日本陣営の「内なる闘い」が集約されていると締めくくった。

「彼らにはまず乗り越えなければならない障壁がいくつかある。クロアチア、そして間違いなくもっと重要なのが『ベスト16の壁』だ」

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。