カタールW杯でのアジア勢の躍進に称賛の声「魔法のような瞬間に事欠かなかった」

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FIFAワールドカップ・カタール2022はベスト8が出揃ったが、日本を含むアジアの6チームはすべて敗退した。それでも、『ESPN』は12月7日、アジア勢の進歩は確かなものだと報じている。

今大会でのアジア勢は、グループステージで開催国カタールやイラン、サウジアラビアが敗退。ラウンド・オブ・16(決勝トーナメント1回戦)では日本、韓国、オーストラリアが敗れ、いずれも準々決勝に駒を進めることはできなかった。

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とはいえ、アジアの3チームがベスト16に名を連ねたのは初めてのことだ。ESPNは「たった4年前と比べるだけでも、この大陸がいかに進歩したかが分かる」と報じている。

「2018年大会では、グループステージを突破したのは日本だけだった。それも、フェアプレー・ポイントによってかろうじて突破している。今回は初めて、オーストラリアを含めたアジアサッカー連盟の3チームが決勝トーナメントに進出した」

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また、同メディアはサウジアラビアのアルゼンチン戦での勝利、日本のドイツやスペイン撃破、韓国のポルトガル戦白星などは、「アジアサッカーにとって真の栄光」と伝えた。

今大会のアジア勢の躍進ぶりについて「魔法のような瞬間に事欠かなかった」と評した同メディアは、こうした成績を「長期的に持続可能」にしていくことが重要だと締めくくっている。

「アジアは確実に、ワールドカップで競っていけることを示した。唯一の問題は、次の大会まで4年待たなければならないということだ」

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。