オマーンに勝利の日本がグループ2位に浮上:サッカーW杯最終予選

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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11月16日(日本時間17日)、サッカーFIFAワールドカップ2022カタール大会・アジア最終予選グループBの日本代表対オマーン代表戦が、敵地マスカットで行われ、1−0でSAMURAI BLUEが勝利した。同日、オーストラリア代表が中国代表と引き分けたことで、日本はグループ2位に浮上した。

日本代表にとっては、9月2日のホームでのまさかの黒星の雪辱戦となった今回、オマーンに2連勝を許す訳にはいかない。MF守田英正が累積警告で抜けた中盤の穴をMF柴崎岳が埋める形になるが、前半は相変わらずボール支配率の高さが得点につながらない日本。パス回しでもリズムを作れなかった。

後半に入ると同時に、柴崎をA代表デビューとなるMF三笘薫に変更。この采配が功を奏し、前半の緩慢な試合運びから一転し、左サイドからの攻撃を主導した三笘に合わせるようにチームの動きも目に見えて変わった。

後半36分、左から出たDF中山雄太のボールを受けた三笘がクロスで中へ送ると、ゴール右側から飛び込んだMF伊東純也が押し込み先制ゴール。前半は伊東のスピードが活かしきれていない場面もあったが、三苫のアグレッシブなプレーが流れを変えた。

追加点は奪えなかったものの日本は決勝点を死守。ベトナム戦に続き、1−0のスコアとなったが、貴重な勝ち点3を手に入れ、通算12点に。同日の試合でオーストラリアは中国に1−1で引き分けたことで通算11点。日本が2位に浮上し、オーストラリアは3位に入れ替わった。

残る4試合は、2022年の1月から3月までにホーム3試合(対中国、サウジアラビア、ベトナム)、アウェイ1試合(オーストラリア)を予定する。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。