森保一監督率いる日本代表は12月5日(日本時間6日)、FIFAワールドカップ・カタール2022のラウンド・オブ・16(ノックアウトステージ/決勝トーナメント1回戦)で延長戦を含む120分をプレーした末にクロアチアにPK戦で敗れて大会を去ることとなった。イタリアの『EUROSPORT』が日本のプレーを採点し、遠藤航と前田大然を高く評価している。
日本は前半終盤に前田のゴールで先制。後半にイバン・ペリシッチの同点弾を許すと、その後は延長戦30分を含めて追加点を奪うことができずPK戦へ。蹴った4選手のうち3人が失敗し、準々決勝(ベスト8)進出はならなかった。
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『EUROSPORT』がその試合の採点記事で最も高く評価した日本の選手は、6.5点の遠藤航と前田だった。遠藤には「常に縦にプレーした。洗練されたクオリティー」、前田については「正しいタイミングで正しい場所にいた」と評している。
また、試合に敗れたにもかかわらず、森保監督も6.5点と上々の評価を得た。
「彼が率いる日本は、ドイツとスペインに勝ち、2018年大会のファイナリストを相手にPK戦まで戦ってから屈した。わずか15日前でも、これ以上のパフォーマンスを夢見ることはできなかっただろう」
及第点の6点と評価された選手も多かった。クロアチアのエース、ルカ・モドリッチのミドルシュートを防ぐなどしたGKの権田修一については、「スーパーマンのごとくモドリッチの攻撃をセーブ。だがPK戦では普通の人に戻った」と伝えている。
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一方で、最低点は南野拓実、冨安健洋の5点。イタリア(ボローニャ)でもプレーした冨安については、「厄介な相手(ペリシッチ)を抑えるために何もできず。悪夢の夜」と厳しい評価となった。
同誌のクロアチア戦の日本選手の採点は以下のとおり。
先発:
権田修一 6
冨安健洋 5
吉田麻也 5.5
谷口彰悟 6
伊東純也 6
遠藤航 6.5
守田英正 6
長友佑都 6
堂安律 6
前田大然 6.5
鎌田大地 6
途中出場:
三笘薫 5.5
浅野拓磨 6
酒井宏樹 6
南野拓実 5
田中碧 なし
監督:
森保一 6.5
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