フェデラーがセリーナ・ウィリアムズの騒動に言及「間違いがあった」

Peter Hanson

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セリーナ・ウィリアムズが大坂なおみに敗れた全米オープン決勝で、審判による何らかの判断ミスがあったことをロジャー・フェデラーは認めながらも、審判は彼らの仕事をまっとうすることが許されなければならないと述べた。 

アメリカの偉大な選手、セリーナ・ウィリアムズは、フラッシング・メドウズで行われた頂上決戦で、6-2、6-4のストレート負けを喫した。大坂なおみは、初めてグランドスラムを制したが、論争に巻き込まれるかたちとなった。 

セリーナは、コーチングを受けたとして、カルロス・ラモス主審に規則違反を宣告されたが、23度のグランドスラム優勝を誇るセリーナは、これを激しく否定した。その後、ラケットをたたきつけたことで、ポイントのペナルティが科された。 

すると、激怒したセリーナは、ラモス主審の元へ行き謝罪を要求。ラモス主審を「嘘つき」や「泥棒」とののしり、最終的にゲームペナルティを科されることとなった。 

この敗戦のあと、セリーナは自分が男性だったら、もっと寛大に扱われていたはずだと主張した。 

この議論はいまだ収まることなく、とうとうフェデラーが口を開くに至った。 

「興味深い。これは、きちんと調査しなければならない。審判には、それぞれ独自のスタイルがある。そういうものなんだ」フェデラーは、オースティンで開催されたチャリティイベントで語った。 

「どんなスポーツでも同じだ。テニスでは、コーチング違反を多くとる審判もいれば、タイムバイオレーションを多くとる審判もいる。素行が悪い選手だと知っている場合は、早めに警告を出す審判もいるし、自制が効かないだけで、本当は悪い選手ではないということを知っていれば、より寛大な判断を下す審判もいる」(フェデラー) 

「本当にその時の状況に左右されるんだ。全米オープンの決勝や、(コート上でシャツを着替えたことでペナルティを科された)アリーゼ・コルネのケースは、明らかに間違っていた。より慎重に判断されるべきだ」。 

「それと同時に、審判は審判の仕事をまっとうしなければならない。僕らもそうしてもらいたいと願っている。難しい問題だけど、研究するには本当に興味深いケースだと思う」。

原文:Roger Federer says mistakes were made in Serena Williams' US Open row
翻訳:Atsuko Sawada


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