セリーナ・ウィリアムズ騒動、ウィンブルドン主催者「次は起きない」

Sacha Pisani

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ウィンブルドンのフィリップ・ブルック会長は、全米オープンでセリーナ・ウィリアムズが見せた態度は「テニス界にとってあまりいいイメージではなかった」と語り、ウィンブルドンでは絶対に起きないと主張した。

ニューヨークで行なわれた決勝戦で、ウィリアムズは大坂なおみ相手にストレート負けした中、カルロス・ラモス主審に暴言を吐き続けたのだ。

37歳のウィリアムズは女性選手が男選手と同じ扱いを受けていないと主張し、複数の警告を受けた。

24度目のグランドスラム制覇を狙っていたウィリアムズは、まずコーチングを受けていたという警告に激怒。コーチングは受けていなかったと主張し続けた。さらにラケットを地面に叩きつけたことで2度目の警告を受け、ラモス主審を「シーフ(盗人)」や「嘘つき」と罵り、3度目の警告でゲームを失った。

この件に関して、ブルック会長は話した。7度ウィンブルドンで優勝しているウィリアムズはホームでプレーしていることでプレッシャーを感じていて、ラモス主審は自分の仕事をしているだけだったのではないかというのだ。

「ウィンブルドンでああいうことは起きる可能性があるかと色々な人に聞かれた」とブルック会長はメディアに語っている。

「最初のリアクションとしては、可能性はあるかもしれない。しかしニューヨークというユニークな場所であったことも考慮しなければならない」(ブルック会長)

「観客はセリーナに勝ってほしいと考えている人で溢れていた。そしてここで優勝すればマーガレット・コートの記録(グランドスラム24回優勝)に並ぶという重要性もあった」

「コートに足を踏み入れると、ウィンブルドン決勝とは少し違うんだ。ウィンブルドン決勝(8週間前にウィリアムズはアンジェリーク・カーバーに敗戦)でも条件は似ていたが、会場も慣習も彼女の地元のものではなかった。そういった状況もあったことから、彼女に対するプレッシャーが高かったのは想像できるし、何が起きたかは全員目撃した」

「彼女はかなりのプレッシャーを感じていて、ラモス主審は自分を仕事をやっただけだと思う。起きたことは起きたことだが、テニスにとっては良いイメージではなかった」

原文:Serena Williams meltdown wouldn't happen at Wimbledon – chairman
翻訳:Reo Onishi


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Sacha Pisani