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両リーグの優勝チームが決まり、順位争い、個人タイトル争いもいよいよ大詰めだ。そして、現役引退をする選手も多く発表されるようになった。今週は各球団を支えた功労者達が各地で引退セレモニーを行った。
★ポイント1:西武が10年ぶりのリーグ制覇
9月30日、埼玉西武ライオンズが2008年以来、10年ぶりにパシフィック・リーグを制覇した。この日、西武は北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)に敗れたものの、2位の福岡ソフトバンクホークスが敗れたため、リーグ優勝を決めることができた。
ソフトバンクと日本ハムはクライマックスシリーズ(以下CS)出場を決めている。両球団は10月13日から開催されるCSファーストステージで、西武への挑戦権をかけ相まみえる。
セントラル・リーグは3位争いが熾烈だ。3位の読売ジャイアンツと4位の横浜DeNAベイスターズの差はわずか0.5ゲームと僅差の争いが続いている。両チームの直接対決は終了しているが、手に汗握るクライマックス・シリーズ出場争いからも目がはなせない。
また、阪神タイガースはこの週も雨に泣き、2試合が中止となった。現時点でダブルヘッダーの予定はないが、今後の状況によっては20年ぶりのダブルヘッダーが開催される可能性もある。
★ポイント2:菊池雄星がソフトバンク戦に初勝利
西武のエースである菊池雄星が苦手としていたソフトバンク相手に初白星を飾った。球界を代表する左腕エースとしてチームを引っ張ってきた菊池だが、意外にもソフトバンク戦で白星を挙げたことはなかった。
圧倒的な成績を残した昨シーズンも4試合の登板で0勝4敗、防御率7.97とソフトバンク戦では打ち込まれてしまった。今シーズンも8月24日の登板で8回3失点と試合を作り、初勝利のチャンスを得たが、味方の援護無く敗戦投手となっていた。
そして、9月28日の首位攻防戦で7回3失点(自責1)と好投し、プロ入りから19試合目でようやく白星を手に入れた。今オフにポスティング制度を用いてのメジャーリーグ挑戦が現実味を帯びる中、最後の最後でホークスから勝ち得られたのは、菊池にとって大きな自信になっただろう。
★ポイント3:村田、杉内、石井らがグラウンドに別れ、各地で引退セレモニー
ペナントレースも最終盤に入り、今シーズンで引退する選手たちのセレモニーが各地で開催された。
9月28日の巨人対DeNAの一戦では、かつて両球団に所属した村田修一の引退セレモニーが行われた。独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスが最後の所属球団となった村田だが、最後の所属球団以外から送り出されるのは極めて異例のことだ。村田の背番号「25」を受け継ぎ、両チームの主軸となった岡本和真(巨人)、筒香嘉智(DeNA)から花束をもらい、ファンと最後の別れをした。
中日の黄金時代を支えた浅尾拓也は9月29日の阪神戦に登板。最後はフォークボールで空振り三振を奪い、戦友でもある岩瀬仁紀にバトンタッチした。翌日の試合が中止になったことで岩瀬が登板できるようになり、最後の黄金リレーが実現した格好だ。
その他にも杉内俊哉(巨人)、石井裕也(日本ハム)といった選手達も、本拠地でファンに別れを告げた。
※数字は2018年9月30日終了時点
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