【プロ野球1週間まとめ】中村剛也が6試合連続弾!オリックスはアルバースと契約延長!【3点解説】

Satoshi Katsuta

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両リーグとも首位が固まりつつあるが、クライマックスシリーズ出場争いは白熱している。セントラル・リーグは5.5ゲーム差に5チームがひしめき、パシフィック・リーグは3位から6位が6ゲーム差となっている。

★ポイント1:広島のマジック点灯はお預け! パ首位の西武は2位とのゲーム差を「5」に広げる

先週、セントラル・リーグでは広島東洋カープが4勝1敗1分で貯金を3つ増やした。阪神タイガースの結果次第ではマジック点灯の可能性もあったが、この週は叶わなかった。その阪神は2カード連続で勝ち越しを決め、4勝2敗と調子を上げている。一方、中日ドラゴンズは本拠地で東京ヤクルトスワローズに連敗したのが響き、最下位に転落している。

パシフィック・リーグは首位を走る埼玉西武ライオンズが4勝2敗とこの週も貯金を増やした。2位の北海道日本ハムファイターズが2勝3敗1分だったため、ゲーム差は「5」に広がった。また、オリックス・バファローズは千葉ロッテマリーンズをかわし、4位に浮上している。

3位の福岡ソフトバンクホークスから6位の東北楽天ゴールデンイーグルスまでが6ゲーム差にひしめいており、どのチームにもクライマックスシリーズ出場のチャンスはありそうだ。勢い乗っていた楽天は、ジャフェット・アマダーが禁止薬物の使用で6カ月の出場停止処分を受けてしまい、その穴をどう埋めるかがポイントだ。

★ポイント2:中村がパ・リーグタイ記録となる6試合連続本塁打

好調だった西武を牽引したのは「おかわり君」こと中村剛也だった。8月4日の試合から6試合連続本塁打を記録したのだ。王貞治(巨人)、ランディ・バース(阪神)がもつ7試合連続本塁打には届かなかったものの、パ・リーグタイ記録に並ぶ活躍を見せた。

故障や不振で出遅れため、ここまでの出場は57試合。コンスタントに出場している選手と比べると40試合ほど少ないが、18本塁打はリーグ10位の好成績だ。しかも、その強打者が7番に座っていることは、西武の打線がいかに強力かを物語っている。

2015年以来の本塁打王は少し厳しい状況ではあるが、10年ぶりのリーグ優勝へ向け「おかわり」を続けていきたい。

★ポイント3:オリックスが新外国人のアルバースと契約更新!

オリックスは、今シーズン加入した外国人選手のアンドリュー・アルバースと契約を延長した。2年契約で年俸は180万ドル(約2億円)となる見込みだ。アルバースはここまで18試合に先発し9勝2敗、防御率2.90と、チームトップの好成績を記録している。あいにく味方の援護に恵まれず、6月26日から白星はついていないが、4試合でQS(6回以上自責点3以下)を達成しており、ピッチングの内容は上々だ。

オリックス投手陣は、金子千尋(4勝7敗)、西勇輝(6勝10敗)、山岡泰輔(2勝10敗)と期待されていた選手達が軒並み不振。そんな中で、ドラフト1位の田嶋大樹が6勝3敗と健闘を続けていたが、左ヒジの違和感を訴え6月末に登録を抹消される。その後は二軍でも登板はなく、今後の予定ははっきりしていない。まさにオリックスの命運はアルバースの肩にかかっているといっても過言ではない状況だ。契約更新をきっかけに、さらなる好投に期待したい。

※数字は2018年8月12日終了時点

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Satoshi Katsuta

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かつた・さとし/東京都出身。複数の業界で営業、経営管理を行ったのち2015年に独立。同年よりNPB、MLBなの記事作成、2022年からメディアのSNS運用など野球関連の業務を行っている。