初代トップリーグ カップ王者はトヨタ自動車。サントリーは育成重視

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【カップ総合順位決定トーナメント2回戦 結果】

1/19(土)

11:30 〜

  • パナソニック(24-21)クボタ (秩父宮)
  • 豊田自動織機(31-35) ヤマハ発動機 (熊谷)
  • 日野(14-19)宗像サニックス (ヤンマースタ)
  • キヤノン(21-62)NTTコム (パロ瑞穂ラ)

14:00〜

  • サントリー(34-43)トヨタ自動車  (秩父宮)
  • リコー(28-17)NEC ( 熊谷)
  • 神戸製鋼(28-33) 東芝 (パロ瑞穂ラ)
  • Honda(24-40)コカ・コーラ (ヤンマースタ)

 

 

初代トップリーグ カップ王者はトヨタ自動車。サントリーは育成重視

トップリーグ2018-2019シーズンのフィナーレであるカップ総合順位決定トーナメントの最終戦が19日に開催された。代表スコッドが原則として欠場するカップ戦を、若手育成の場として活用するチームがいる一方で、代表スコッドを除くベストメンバーでタイトルを確実に取りにいくチームがあったりと、チームによってカップ戦の解釈は様々だ。

例えば、決勝に勝ち進んだサントリーは、日本人選手の育成を最重要課題に掲げ、日本人選手のみでメンバーを組んだ。目先の勝利よりも、日本出身選手や若手の育成など、長期的な視野を持って決勝に挑んだ。

一方で、サントリーと相見えたトヨタ自動車は勝ちに拘った。キャプテンの姫野和樹をはじめとする代表選手が不在の中、大型FWのカール・ウェグナーやジェイソン・ジェンキンス、新人賞を獲得した岡田優輝などの主力メンバーで試合に臨んだ。

試合はトヨタ自動車のCTBイェーツ・スティーブンが前半4分にいきなりトライを決めるところから始まった。その2分後にも、LOジェイソン・ジェンキンスが連続トライを決め、トヨタ自動車が試合の主導権を握ったと思われた。しかし、前半15分のWTB成田秀平のトライからサントリーも反撃の狼煙をあげる。SO田村煕のPGとHO北出卓也のトライで13-12と、逆点に成功した。

ところが、前半34分にSO樺島亮太がトライを決め、トヨタ自動車がまたも逆点。トヨタ自動車は19-13で前半を折り返した。後半も一進一退の戦いが続き、サントリーは途中出場の尾崎晟也が2トライを決める活躍も見せたが、後半も前半同様1トライ差でトヨタ自動車にあと一歩及ばなかった。

初代トップリーグ カップ王者に輝いたのは勝ちにこだわったトヨタ自動車だったが、サントリーも若手主体のメンバーで大健闘。今後のチームの成長に繋げた。


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。