ワラビーズとレッズのFWジェイムス・スリッパー、コカイン陽性で出場停止

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ワラビーズとクイーンズランド・レッズのフロントロー、ジェイムス・スリッパーは、2度の麻薬検査で2度の陽性反応が出たことを受け、競技から一定期間、退けられることが決定した。

28歳のジェイムスは今年になって受けた2度の麻薬検査で、コカインに対して陽性の結果が出ていた。

ラグビー・オーストラリアのトップ、レイリーン・キャッスルは木曜朝に行われた記者会見で、ジェイムスの麻薬検査の結果について、発表した。

「インテグリティ・ユニット(スポーツにおける公正性を監査する機関)は、ジェイムスに対して行われた2度目の麻薬検査において、コカインの陽性反応が出たことを報告しました」

「ラグビー・オーストラリアにおける不法薬物に関する方針では、1度目の検査の結果が陽性反応だった場合、これは公開されず、当該選手に対しては専門家による適切な指導を提供することになっています」

「ジェイムスは2月、最初の麻薬検査でコカインに陽性反応が出ていました。そして今月初めに行われた2度目の検査でも、再び陽性の結果が出ました」

「2度にわたる違反により、出場資格の失効停止期間が適用となり、またさらなる審理のため同件は薬物裁判所に差し向けられます」

スリッパーには2カ月の出場停止と、2万7,500ドルの罰金が科される。

「我々はジェイムスが個人的に非常に重大な問題を抱えていることについて、十分に承知しています。そして2月以来、それらの問題について、ジェイムス本人とともに対策を講じてきました」とキャッスルは続けた。

「ジェイムスは現在、医療専門家による治療を含めた十全な援助を受けています」

一方スリッパーは、声明文を通してラグビー・ユニオン選手協会のCEOロス・ゼノスが読み上げた声明文を通して、次のようにコメントした。

「1年間、鬱などといった健康面での問題に苦しんでいる」

「この2、3カ月、専門家による援助を受けている。その指導によると、僕はすみやかに、また完全に回復するだろうということだ」

「僕の行動は自分の個人的な状況によって言い訳できるものではないが、今は、自分がこの状況に対応できずにおり、それら健康面での問題に取り組む必要がある、ということについて認識している」

原文:Wallabies and Queensland Reds forward James Slipper tests positive for cocaine
翻訳:Noriko Tabei

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