早いテンポで攻撃するサンウルブズ。ミス連発で裏目に出る
サンウルブズのスーパーラグビー参戦4度目のシーズンが始まり、初戦が2月16日に「シンガポールナショナルスタジアム」で行われた。対戦相手のシャークス は大きな体格とパワーが武器のチームで、サンウルブズはテンポの早い攻撃で迎え撃つ作戦だった。
ところが、早いテンポを意識するあまり、無理なパスからのミスが多く目立った。また、シャークス の強力なセットプレーにより、サンウルブズの攻撃がフルに発揮できなかったのも課題の1つだ。ディフェンスとアタックの両方で課題の残る試合になったが、良かったところもある。
例えば、前半5分にシャークスSOデュプレアにPGを決められてからのサンウルブズの攻撃はうまく機能していた。SOヘイデン・パーカーがシャークス のディフェンスラインの背後にハイパントを蹴ると、CTBシェーン・ゲイツがボールをキャッチし、そのまま走り切って7-3と逆転に成功した。その後も、前半12分にはWTBマシレワが相手陣地に攻め入るランを見せ、ラインアウトからモールで押し込み、コラプシングを誘ってPGを決めるなど、試合の流れを一時リードした場面もあった。
また、37歳でスーパーラグビー初参戦となったLOトンプソン ルークも、定評のある献身的なプレーでチームを支えるなど、予想以上に活躍した選手も多かった。ミスが多く、結果的には10-45という惨敗で終わった初戦だが、高いレベルでテンポの早いラグビーを展開できれば、残りのシーズンでの勝機を掴むことができるはずだ。
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