【スーパーラグビー】サンウルブズ、主力不在で新シーズンへ。初戦の相手、シャークスのキーマンはHCの息子3人

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サンウルブズの参戦4季目のシーズンが、2月16日のシャークス戦からスタートする。2016年にスーパーラグビー参戦を果たして以降、毎年勝ち星を着実に増やしてきたサンウルブズだが、今季は日本代表でアタックを担当していたトニー・ブラウンが新たにヘッドコーチ(HC)に就任した。新HCの下、昨季を上回る好成績をおさめられるのかに注目が集まっている。

 

シャークスの注目選手はデュプレアHCの3人の息子

南アフリカ代表を多数擁し、準優勝4回、セミファイナル敗退4回の記録をもつ南アの強豪シャークス。直近3季の全てでプレーオフ進出を果たしており、初戦の相手にとって不足はない。また、2017年から指揮をとっているロバート・デュプレア政権3年目のシーズンである今季は、持ち味のディフェンスとスクラムの強さを生かし、プレーオフでも勝ち進めるチームを目指している。

主力となるのはデュプレアHCの3人の息子だ。南ア代表経験のあるロバートとダニエル、そして昨季スーパーラグビー全体のベスト15にも選出されたFLジャン=ルックの3兄弟は体格とスピードを兼ね備えたシャークスの中心選手。また、主将と副主将にはそれぞれ、2016–17年にクボタでプレーしたSHルイ・シュラウダーと、南ア代表108キャップの「ビースト」ことPRテンダイ・ムタワリラが据えられ、BKとFWのバランスをとった。

攻守ともに能力が高く、パワフルな選手が多いだけに、サンウルブズとしてはボールをキープしながら連続攻撃で得点を重ねたい。

 

主力選手は4月に合流。勝ち星を積みたいサンウルブズ

ブラウン体制の下、成績をさらに伸ばしたいサンウルブズだが初戦を前に懸念材料がある。現在、多数のスコッドが召集されているが、FLリーチマイケル、No.8姫野和樹、SH田中史朗、SH流大、WTB福岡堅樹などの中心選手が日本代表スケジュールの都合上、サンウルブズへの合流が4月にまで遅れる予定だ。さらに、HO堀江翔太、WTBレメキ・ロマノ・ラヴァらも怪我により合流が遅れるため、キーマンを欠いた状態で初戦に挑むことになる。

とは言っても、サンウルブズには日本代表候補以外にも強力な選手が豊富にいる。昨季の主力であるSOヘイデン・パーカーやNZ代表経験があるCTBレネ・レンジャーがメンバーに名を連ね、キャプテンには昨季大活躍だったPRクレイグ・ミラー、そしてスーパーラグビー全体のベスト15にも選出されたCTBマイケル・リトルが選出された。

4月の主力メンバーの合流に向けて、なるべく勝ち星を多く取っておきたいサンウルブズ にとって、このシャークス戦は重要なものになる。


 

 

<サンウルブズ (2月16日・シャークス戦) 試合登録メンバー>

1.クレイグ・ミラー(主将/パナソニック)
2.ジャバ・ブレグバゼ(ジョージア出身)  
3.ヴァル アサエリ愛(パナソニック)  
4.トンプソン ルーク(近鉄)  
5.ジェームス・ムーア(宗像サニックス)  
6.ツイ ヘンドリック(サントリー)  
7.エドワード・カーク(キヤノン)  
8.ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(NTTコム)  
9.茂野海人(トヨタ自動車)  
10.ヘイデン・パーカー(神戸製鋼)  
11.レネ・レンジャー(日野)  
12.フィル・バーリー(NZ出身)  
13.シェーン・ゲイツ(NTTコム)  
14.セミシ・マシレワ(近鉄)  
15.ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)

〔リザーブ〕
16.坂手淳史(パナソニック)  
17.サム・プラットリー(NZ出身)  
18.山下裕史(神戸製鋼)  
19.ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機)  
20.松橋周平(リコー)  
21.内田啓介(パナソニック)  
22.松田力也(パナソニック)  
23.マイケル・リトル(三菱重工相模原)


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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。