ラグビーのイングランド代表で指揮を執るエディ・ジョーンズ ヘッドコーチ（HC）は、2年7カ月ぶりにクリス・アシュトンをメンバーに選出した。
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アシュトンは2016年1月、シックスネーションズ（欧州6か国対抗戦）を前に代表に選出されたが、欧州チャンピオンズカップの試合中に、相手選手の目に接触する重大な反則行為を犯したとして、10週間の出場停止処分を受けた。これにより、大舞台であるシックスネーションズへの出場も逃した。
復帰後も、他の試合で今度は相手選手に噛み付いたとして12週間の出場停止を言い渡されるなど、問題が続いた。これらの件について本人は否定したが、それが代表に呼ばれなかった理由のひとつになったことは明らかだ。
今年5月、アシュトンがハットトリック（1試合に3本以上のトライを決めること）を達成したイングランド対バーバリアンズの試合の前に、彼と話したというジョーンズHCは、「彼の目の奥には何か光るものがあった。何かを示すものだった。その何かとはイングランド代表に復帰したいということだ」と、そのときのことを振り返り、それが選出理由となったと述べた。
ジョーンズHCは、「（アシュトンは）これがラストチャンスだと思っている。（中略）彼が決断を下したことを嬉しく思う。彼がチームに何をもたらしてくれるのか、楽しみだ」と、正念場に立つ31歳のウィングに、大きな期待を寄せている。
【インタビュー動画】
ジョーンズHCがアシュトン再選出の理由を明かす
「目の奥には何か光るものがあった」
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