マキロイ、パット好調の裏にウェイン・ルーニーの存在?

Sacha Pisani

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元世界ランキング1位のロリー・マキロイがアーノルド・パーマー招待でのパッティングの成功の原因を明かしたが、それは想像もしない人物の影響だった。エバートンのスター、ウェイン・ルーニーである。

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メジャー大会4度制覇の実績を持つマキロイは、先週の同招待で2位に3打差をつけて久しぶりの優勝を手にした。

PGAツアーでマキロイは、2016年9月を最後に優勝から遠ざかっていた。久々の優勝の原動力はパットだった。最終日は上がり6ホールで5バーディー。64で回った。

その彼はテキサス州オースティンのWGCデルテクノロジー・マッチプレー開幕を前に、パットのリズムがいいのは元マンチェスター・ユナイテッドでイングランド代表のキャプテンだったルーニーのお陰だと言った。

「いろいろなスポーツについて雑談していたんだけど、(元ライダー・カップの代表)ブラッド(ファクソン)が、バスケットボールのフリースローの話をしていた。それからサッカーの話に移ったりした。そしてパッティングの始動についての話になった。選手にはそれぞれの始動の仕方があるものだ。そこで僕は言ったんだ。ルーニーはフリーキックやペナルティーキックの前に、つま先でちょんちょんとグラウンドを叩いてから助走に入るんだ、とね。何年か前に、ナイキのCM撮影で一緒だったときに気付いたんだよ」と、マキロイは報道陣に話した。

パッティングが好調で、マキロイは自信たっぷりで来月のマスターズに臨めそうだ。今週のマッチプレーでは予選ラウンドでブライアン・ハーマン、ジョナサン・ベガス、ピーター・ユーラインと対戦する。

原文:Rory McIlroy credits Wayne Rooney for improved putting
翻訳:Hirokazu Higuchi

Sacha Pisani