フェデラー、S・ウィリアムズのドーピング検査批判に「僕もフラストレーションを感じる」

Ben Spratt

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セリーナ・ウィリアムズがドーピング検査について「一貫性がない」と批判したことについて、ロジャー・フェデラーはウィリアムズの意見を支持した。彼もまた、同様のフラストレーションを感じることがあると発言した。

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全米アンチドーピング機関(USADA)のデータベースによると、ウィリアムズは今年、これまで5度の検査を受けている。これに対し、彼女の姉であるビーナス・ウィリアムズやスローン・スティーブンス、ココ・バンダウェイは2度、マディソン・キーズは1度しか検査を受けていない。

ウィリアムズは検査が公平に行われていないと主張しており、フェデラーはその背景を理解している。

「僕は先月、たくさんの検査を受けた。7度受けたと思う。かなり多かった。僕が住んでいるスイスの村に、検査の担当者も住んでいる。だからすぐに検査できるんだ」

「僕はかなり頻繁に抜き打ち検査を受けている。ドバイでは滅多に検査を受けない。それは残念なことだ。過去15年間、ドバイでは1度しか検査を受けていない。場所によって大きく変わるんだ。そのことが多分、僕が快く思わない理由だろうね。検査する場所によって、バラバラなんだ」

「重要なのは、検査を行う人々はプロフェッショナルであって、自分たちが何をしているかを理解していて、選手を犯罪者のように扱うのではなく人間として扱ってくれるということだ。僕は(ウイリアムズが感じているような)フラストレーションも時に理解できる。僕自身も感じるからね。

ウィリアムズは2016年以来初めて、ウィンブルドンの舞台に立つ。昨年の大会は、第1児出産を前に欠場した。

アメリカ人のウィリアムズを史上最高の選手として認めるフェデラーは、彼女の背中を見られることを喜んでいる。

「素晴らしいことだし、興奮しているよ。彼女が引退するのではなく、復帰する道を選んだことを嬉しく思う。復帰後も全く問題ないようだしね」と彼は言った。「全てを成し遂げた彼女は“もう欲しいものは手に入れた”と言って身を引くこともできたはずだ。でも、そうしなかった」

「彼女の復活への挑戦が見られることを、僕は楽しみにしているよ。赤ん坊と一緒に、新しい人生が始まったんだ。彼女にとっては大きなチャレンジだけど、彼女はきっと乗り越える」

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原文:Roger Federer understands Serena Williams' anti-doping frustrations

翻訳:Muneharu Uchino

Ben Spratt