マンチェスター・シティが新たなMFを探していることは周知の事実である。このプレミアリーグのクラブはロドリを長期にわたって失うという大きな痛手を受けたからだ。このスペイン代表FWは9月下旬のアーセナル戦で負傷し、十字靭帯断裂と診断された。
レアル・ソシエダのMFマルティン・スビメンディはマン・シティの補強候補の一人で、この夏にはアーセナルとリバプールへの移籍が噂された。だが、ガナーズはミケル・メリーノの獲得に落ち着き、レッズは他のポジションの補強を選んだ。
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この25歳の有望株はレアル・ソシエダのアカデミー出身で、過去1年半の間にヨーロッパでその名を知られるようになった。その後スペイン代表のレギュラーとしての地位を確立し、昨シーズンのスペイン・トップリーグで6位に入り、ラ・レアルのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。
10月のインターナショナル・ブレークにスペイン代表と合流した後、スビメンディはメディアの取材に応じ、この憶測について語った。
「噂は常にあるけれど、今まで僕はレアル・ソシエダに残ることがベストだと考えていた。僕にはまだこのクラブに与えるものがたくさんあるし、ここで成長したいんだ」
これはいかにも優等生的な回答であり、正直に言って本音なのかどうか推し量ることは難しい。
スビメンディとレアル・ソシエダとの契約は2027年夏まである。その契約には5100万ユーロ(約83億円)の解除条項があるとの情報もあり、冬の移籍にはその額を支払う余裕のあるクラブが必要ということになりそうだ。
原文:Potential Rodri replacement speaks on Man City transfer speculation as Premier League club continues search
翻訳:及川卓磨