マンチェスター・シティとアーセナルのライバル関係について語るとき、アーリング・ハーランドはプレミアリーグでタイトルを争う相手に対する嫌悪感を恥ずかしげもなく示している。
先月、エティハドで行われたシーズン序盤戦で、両チームがスリリングなフィニッシュの末に同点となった際、ハーランドはアーセナルのDFガブリエルとフィールド上でもみ合いになった。
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マン・シティの選手たちの多くは、試合中も試合後も、後半を通して10人で戦っていたアーセナルが時間を浪費する戦術をとったことに不満を露わにしていた。
ハーランドのフラストレーションが爆発したとき、彼はガブリエルの頭めがけてボールを放ったが、その行為はVARのレフェリーであるジョン・ブルックスにとっても、FA(イングランドサッカー協会)の懲罰委員会にとっても、暴力的行為という判断には至らなかった。
処罰を免れたハーランドは、自身の行為に対して謝罪しなかった。最近ノルウェー代表チームのキャプテンに任命されたばかりのマン・シティのスターは、あのような振る舞いがリーダー的役割を担う選手にふさわしいかどうか尋ねられ、大したことではないというような態度でこう答えている。
「あの試合ではその場の勢いでいろいろなことが起こった。サッカーのピッチで起きたことはあくまでそこで起きたことにすぎない。そういうものさ」
記者がこの出来事を後悔しているかと尋ねると、ハーランドは「人生で後悔することはあまりない」と平然と言ってのけた。
When asked if he regretted throwing a ball at Gabriel Magalhães's head during Manchester City's game against Arsenal, Erling Haaland simply replied: 'I don't regret much in life' https://t.co/WncBIvv1SO pic.twitter.com/t0IJB8fYUf
— Guardian sport (@guardian_sport) October 9, 2024
ガブリエルとの衝突は、ハーランドにとってアーセナルの選手との唯一の激しいやりとりと言うにはほど遠かった。試合終了のホイッスルの後、ガブリエル・ジェズスを「ピエロ 」と呼んだり、アーセナルのミケル・アルテタ監督に向かって「謙虚でいろ」と言い返したりしていたのだ。
両者の対戦は、順当にいけば2025年2月2日(現地1日)に予定されているプレミアリーグでの直接対決となる。
マン・シティのフォワードはどのような心境でこの試合に臨むことになるのだろうか。
原文:Erling Haaland makes his true feelings clear over heated on-field clash with Arsenal star Gabriel
翻訳:及川卓磨