DeNAバウアーの今シーズンの成績は?|サイ・ヤング賞右腕の来日後の活動や全登板まとめ

林龍也 Tatsuya Hayashi

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2023年3月14日、開幕を2週間後に控えた日本球界に激震が走った。横浜DeNAベイスターズがトレバー・バウアーと契約を結んだことを発表したのだ。2020年サイ・ヤング賞右腕のバウアーは1月にロサンゼルス・ドジャースを退団し、所属先がない中でのニュースだった。

1998年以来のリーグ優勝、日本一を目指すDeNAにとって、これ以上ない大型補強となった。この記事では、バウアーが来日してからの活動や、ファーム、一軍での登板などをまとめる。

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8月25日:8回2失点の力投で球団外国人2人目の二桁勝利

バンテリンドームナゴヤで行われた中日ドラゴンズ戦に先発。8回126球を投げて7安打2失点、7奪三振、3四球の内容だった。

初回を無失点に抑えたバウアー。2回1死から3連続四球で満塁のピンチを招いたが、そこから2者連続三振に打ち取り無失点で切り抜けた。3回、6回にタイムリーで1点ずつを失ったものの、7回、8回は三者凡退に抑える好投。大量リードにも守られ、今季10勝目を手にした。

球団の外国人でシーズン二桁勝利を達成したのは、2017年のウィーランド以来2人目。またシーズン128奪三振は2003年のドミンゴ(123奪三振)を抜き、球団外国人最多記録となった。

<今季成績>
18試合(127.2回) 10勝4敗 128奪三振 防御率2.75

8月20日:8回2失点の力投も実らず4敗目

横浜スタジアムで行われた阪神タイガース戦に先発。8回120球を投げて9安打2失点、6奪三振、1四球の内容だった。

初回は三者凡退の立ち上がりを見せたが、2回、4回にいずれも下位打線に繋がれて1点ずつ失う。5回以降は無失点に抑え込み8回を投げ切ったが、打線の援護がなく4敗目を喫した。

終盤は回を終えてベンチへ引き上げる際に、スタンドのファンに向けて手を振り上げるなど、自ら盛り上げる姿勢を見せてファンもそれに応えたが、勝利はならなかった。

<今季成績>
17試合(119.2回) 9勝4敗 121奪三振 防御率2.78

8月15日:7回3失点の力投でリーグ2位タイ9勝目

神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズ戦に先発。7回109球を投げて8安打3失点、5奪三振、1四球の内容だった。

序盤から走者を許しながらも得点は与えず、大量リードに守られながら5回まで無失点の好投。6回に2本のタイムリー、7回には本塁打で3点を失ったが、役目を果たしてリーグ2位タイの9勝目を挙げた。

<今季成績>
16試合(111.2回) 9勝3敗 115奪三振 防御率2.82

8月9日:7回4安打無失点、10奪三振の力投で8勝目

横浜スタジアムで行われた中日ドラゴンズ戦に先発。7回108球を投げて4安打無失点、10奪三振、1死球の内容だった。

1回から3回まで三者凡退と最高の立ち上がりだったバウアー。4回に死球と安打で、5回には連打でピンチを作るも、要所を抑えて無失点で切り抜ける。6回には先頭に安打を浴びてから三者連続空振り三振に仕留めるなど、7回まで無失点に抑える力投で8勝目を手にした。

バウアーは現在19回連続無失点を継続中。

<今季成績>
15試合(104.2回) 8勝3敗 110奪三振 防御率2.75

8月3日:10回無失点、123球の力投も勝利はならず

マツダスタジアムで行われた広島東洋カープ戦に先発。10回1223球を投げて4安打無失点、5奪三振、2四球、1死球の内容だった。

初回に2本の安打でピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、そこから7回まで無失点投球を披露。その後も無失点に抑えると、相手先発の床田寛樹も好投し、試合は9回を終えて0-0で延長戦に突入した。

バウアーは延長10回にもマウンドに上がり、二死一、二塁のピンチを迎えたが、田中広輔を打ち取り無失点のままマウンドを下りた。

<今季成績>
14試合(97.2回) 7勝3敗 100奪三振 防御率2.95

7月27日:2戦連続のHQSで7勝目、宿敵・細川から2三振

バンテリンドームナゴヤで行われた中日ドラゴンズ戦に登板。7回7安打1失点、6奪三振、1四球の内容だった。

序盤から走者を許しながらもあと1本は許さなかったバウアー。2点リードの5回に内野ゴロの間に1点を失ったものの、6回、7回と無失点に抑えて7勝目を挙げた。17日の前回登板から2試合続けて7回以上、自責点2以下のハイクオリティ・スタートとなった。

5月27日にバンテリンドームナゴヤで2本塁打を浴びた細川成也との対戦は、3打数1安打、2三振という結果だった。

<今季成績>
13試合(87.2回) 7勝3敗 95奪三振 防御率3.29

7月20日:オールスター第2戦に登板、球種予告し万波に一発浴びる

マツダスタジアムで行われたマイナビオールスターゲーム2023の第2戦に登板、1回24球を投げて3安打2失点、1本塁打の内容だった。

セ・リーグの3番手として4回のマウンドに上がったバウアーは、事前に宣言していた通り、投球前に身振りで球種を予告。先頭の万波中正に一発を浴びると、さらに一死から連打と内野ゴロで1点を失う。最後は小深田大翔をファーストフライに打ち取り、初のオールスター登板を終えた。

試合前に行われたホームランダービーでは、自身も2本塁打を浴びた細川成也(中日)の出番で細川のタオルを掲げながら応援するなど、リラックスしながらオールスターを楽しんでいる様子だった。

7月17日:中4日で7回2失点の好投も3敗目

横浜スタジアムで行われた広島東洋カープ戦に中4日で先発。7回111球を投げて7安打2失点(自責1)、8奪三振、2四球、1死球の内容だった。

4回までは走者を出しながらも無失点に抑えたバウアー。5回に連打と内野ゴロで1点を失うと、7回には味方のミスも絡んで勝ち越し点を許した。その1点が決勝点となり、3敗目を喫した。

<今季成績>
12試合(80.2回) 6勝3敗 89奪三振 防御率3.46

7月14日:プラスワン投票でのオールスターゲーム出場が決定

「マイナビオールスターゲーム2023」のプラスワン出場選手が発表され、セ・リーグの最後の1人としてオールスター出場が決まった。

オールスター投票が始まった当初から自らのSNSやYouTubeなどで自身への投票を呼びかけ、出場が実現した。

7月12日:中5日で8回途中4失点、8回に同点弾浴び降板

阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース戦に中5日で先発。7.1回113球を投げて6安打4失点、5奪三振、1四球の内容だった。

3回までは1人の走者も許さない完璧な立ち上がりを見せたバウアー。4回に自らのエラーも絡んで同点を許すも、1死満塁から気迫の投球で2者連続三振に打ち取り逆転は許さず。

直後に2点の援護をもらうと、5回から7回までは三者凡退に抑える好投。しかし8回に同点弾を浴び、1死二塁としたところで降板となった。チームは9回にサヨナラ負けを喫した。

<今季成績>
11試合(73.2回) 6勝2敗 81奪三振 防御率3.67

7月6日:9回128球を投げ抜き6勝目、中4日で自身2度目の完投勝利

横浜スタジアムで行われた東京ヤクルトスワローズ戦に先発。前回から中4日での登板で、9回128球を投げて4安打2失点、7奪三振、3四球という内容で6勝目を挙げた。

3回に1点を失い先制を許したバウアーだったが、4回には1死一、二塁のピンチを招くも無失点で切り抜ける。6回には先頭に四球を与えたがそこから三者連続三振に抑える好投。3-1で迎えた8回に1点を失ったが、9回まで投げ抜き自身2度目の完投勝利を挙げた。

<今季成績>
10試合(56.1回) 6勝2敗 76奪三振 防御率3.53

7月1日:6回2失点で勝ち負けつかず「優勝するチームの野球ではなかった」

横浜スタジアムで行われた中日ドラゴンズ戦に登板。前回登板から中5日での試合で6回105球を投げて10安打2失点(自責1)、6奪三振、2四球という内容だった。

バウアーは初回、高橋周平のタイムリーで先制を許す。2回には味方のエラーでピンチを招き、岡林勇希のタイムリーで追加点を許してしまった。しかしその後は粘りの投球を見せ、5回まで無失点。

6回には記録に野手陣や自身に記録には表れないミスが重なり、二死満塁のピンチを迎えるも、最後は投ゴロに抑えた。チームはその後同点に追いつき、バウアーの黒星は消えた。

6回のピンチを抑えた際、激昂しながらベンチに退いたことが話題となったが、試合後に「かなり腹が立った。誰に対してではなく、強いて言うなら自分自身。自分のエラー(記録は安打)もあって、優勝するチームの野球ではなかった」(日刊スポーツより)とその理由を説明した。

<今季成績>
9試合(57.1回) 5勝2敗 69奪三振 防御率3.77

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6月25日:7回途中3失点で5勝目、お立ち台で「ハッシュタグ!ヨコハマ、ユウショウ!」

横浜スタジアムで行われた阪神タイガース戦に登板。二軍戦から中4日での登板となった試合で7回途中7安打3失点、7奪三振、4四球、1死球の内容で5勝目を手にした。

バウアーは3回まで毎回走者を出しながらも無失点に抑えると、4回にはこの試合初めて三者凡退に抑える。5回には連続タイムリーで2点を許すと、7回には内野ゴロの間に1点を失いさらに一死一、二塁としたところで降板となったが、リリーフ陣がリードを守り切りバウアーが勝利投手となった。

試合終了後のヒーローインタビューでは「ハッシュタグ!ヨコハマ、ユウショウ!(#横浜優勝)」と叫び、ファンを沸かせた。

<今季成績>
8試合(51.1回) 5勝2敗 63奪三振 防御率4.03 

6月20日:ヤクルトとの二軍戦に調整登板、最速155キロで4回無失点

バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた東京ヤクルトスワローズとのイースタン・リーグに登板。前回から中5日での調整登板で、4回60球を投げて2安打無失点、3奪三振、1四球、1死球という内容だった。ストレートの最速は155キロを計測した。

バウアーは初回、先頭への初球がすっぽ抜けて死球を与えるも、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。2回は三者凡退に抑え、3回、4回は安打を許しながらも無失点に抑えて降板した。

<今季のファーム成績>
5試合(26回) 1勝0敗 30奪三振 防御率1.73

6月14日:日本ハム戦で来日初完投、中4日で3連勝

横浜スタジアムで行われた北海道日本ハムファイターズ戦との交流戦に登板。前回から中4日の登板で、9回113球を投げて3安打1失点、12奪三振で4勝目を挙げた。

1回には安打、2回には四球で走者を許したものの、後続を打ち取り無失点で切り抜ける。すると3回から6回まで三者凡退に抑える快投を披露。7回二死から万波中正にソロ本塁打を浴びたが、9回までその1点のみで投げ抜き、今季4勝目を来日初完投勝利で飾った。

<今季成績>
7試合(45回) 4勝2敗 56奪三振 防御率4.00

6月9日:オリックス戦で好投し自身2連勝

京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとの交流戦に先発。前回登板から中5日で迎えた試合で、7回108球を投げて5安打2失点(自責1)、9奪三振の好投で3勝目を挙げた。

初回は無失点に抑えたバウアーだったが、2回二死二塁からサイン違いによるパスボールの間に、二塁走者の中川圭太が一気に生還。1-1の4回には頓宮裕真に一発を浴びて勝ち越しを許してしまう。しかしその後は無失点に抑えると、6回に味方打線が逆転して勝利投手となった。

<今季成績>
6試合(36回) 3勝2敗 44奪三振 防御率4.75

6月3日:西武戦で来日最長となる8回を投げて2勝目

横浜スタジアムで行われた埼玉西武ライオンズとの交流戦に先発。前回登板から中6日で迎えたこの試合は、8回109球を投げて3安打2失点、10奪三振の好投で2勝目を手にした。

バウアーは初回、連続四球で無死一、二塁のピンチを迎えたが、自らの牽制などで無失点で切り抜ける。1点リードの4回には外崎修汰に一発を浴びるも勝ち越しは許さず。5回に味方打線が援護点を奪うと、5回から7回まで無安打に抑える好投。8回に代打・平沼翔太に一発を許すも、後続を抑えて来日最長となる8回を投げ抜いた。

<今季成績>
5試合(29回) 2勝2敗 35奪三振 防御率5.59

5月27日:中日戦で6回2失点7奪三振、最速159キロを計測

バンテリンドームナゴヤで行われた中日ドラゴンズ戦に先発。ロッテとの二軍戦から中5日での登板となったこの日は、6回90球を投げて7安打2失点、7奪三振の好投で勝ち負けはつかなかった。ストレートは来日後最速となる159キロを計測した。

バウアーは2点の援護をもらった初回、細川成也に一発を浴びるも、その後は追加点を許さず。4回、5回は走者を背負いながらも要所を締める投球を見せた。6回には細川にこの日2本目の本塁打を浴び、さらに連打でピンチを招くも、勝ち越しは許さなかった。

<今季成績>
4試合(21回) 1勝2敗 25奪三振 防御率6.86

5月21日:ロッテとの二軍戦で6回1失点10奪三振

ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に、中4日で登板。初回先頭の山本大斗にいきなりソロ本塁打を浴び、さらに後続にもヒットを許したが最少失点に抑える。

その後も安打は許しながらも得点は許さず、6回には3つのアウトを全て三振で奪ってみせた。この日は6回97球を投げて8安打1失点10奪三振という内容で勝利投手となった。

<今季のファーム成績>
4試合(22回) 1勝0敗 27奪三振 防御率2.05

関連記事:【2023年版】プロ野球ファーム(2軍)公式戦の視聴方法

5月16日:広島打線に2回7失点と打ち込まれ2連敗

横浜スタジアムで行われた広島東洋カープ戦に中6日で登板。初回一死から3連続二塁打で先制を許し、さらに西川龍馬には一発を浴びて4失点。2回も野選や連打で3失点を喫し、この回限りで降板となった。

この日は2回69球を投げて8安打7失点1奪三振で2敗目を喫した。

<今季成績>
3試合(15回) 1勝2敗 18奪三振 防御率8.40

5月9日:新潟での巨人戦は3本塁打を浴び来日初黒星

HARD OFF ECOスタジアム新潟で行われた読売ジャイアンツ戦に中5日で登板。初回は無失点の立ち上がりを見せたが、岡本和真に一発を浴びると、その後も大城卓三、門脇誠にも一発を浴びて大量失点。

6回103球を投げて11安打7失点(自責6)で敗戦投手となった。8三振を奪ったものの、3本塁打を浴びるなど試合を作ることができなかった。

<今季成績>
2試合(13回) 1勝1敗 17奪三振 防御率4.85

5月3日:横浜スタジアムの広島戦でNPBデビュー

GW後半初日の5月3日(水)、バウアーはホームの広島カープ戦で待望のNPBデビューを迎える。

広島打線を相手に初回を9球で三者凡退に打ち取り、2回にシンシナティ・レッズ時代にチームメイトだったマット・デビッドソンに先制ホームランを許すも、その後は無失点。7回98球7安打1失点と好投し、チームを4対1の勝利に導いた。

<今季成績>
1試合(7回) 1勝0敗 9奪三振 防御率1.29

5月2日:バウアーの奪三振パフォーマンスが波紋…球団が異例の声明

5月1日、DeNAは球団公式ツイッターを通じ、バウアーの奪三振時に刀を振り下ろすようなパフォーマンスをするようファンに呼びかけた。これに対し、チームメイトの山崎康晃が「ノーリスペクト」だと意見したことで、米『FOX Sports』が「チームメイトの山崎康晃がバウアーのパフォーマンスに不快感」と報じるなど、海外メディアを中心にバウアーの周辺に不和があるとの憶測が広がった。

そこで球団は、翌2日にバウアーと山崎が話し合いを行ったことを報告。バウアーは日本の文化に対して不適切にならないように球団と話し合ってこのパフォーマンスを考案したと説明し、山崎の発信をネガティブに切り取った海外メディアに対しては「非常に残念に思っています」とした。

山崎もツイッターを更新し、「バウアーと話して、しっかり気持ちを伝える事が出来ました」と、バウアーとわだかまりがないことを伝えた。

4月30日:三浦大輔監督が5月3日のデビュー登板を予告

DeNAの三浦大輔監督が、5月3日に横浜スタジアムで行われる広島東洋カープ戦で、バウアーが一軍登板することを明かした(『カナロコ』より)。

4月28日:ファーム3戦目

横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦に登板。先発して7回93球を投げて8安打4失点(自責3)9奪三振の内容だった。ストレートの最速は152キロを計測した。2戦続けて松尾汐恩とバッテリーを組んだ。

この試合で初めて打席にも立ち、2打席で2三振だった。

4月22日:ファーム2戦目

バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われたイースタン・リーグの東北楽天ゴールデンイーグルス戦に登板。先発して6回途中77球を投げて2安打1失点2奪三振の内容だった。ストレートの最速は149キロだった。高卒ルーキーの松尾汐恩とバッテリーを組んだ。

4月16日:ファームで初登板

横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグの埼玉西武ライオンズ戦で来日初登板。先発して4回53球を投げて4安打無失点5奪三振の好投を見せた。ストレートの最速は154キロを計測した。高卒5年目の益子京右とバッテリーを組んだ。

球場には多くのファンが詰めかけ、開門前からファンが長蛇の列を作った。

関連記事:プロ野球ファーム(2軍)公式戦の日程・中継予定(テレビ放送・ネット配信)

4月12日:初のライブBPに登板

来日後、初となる実戦形式での打撃練習に登板。梶原昂希、大橋武尊、益子京右を相手に合計43球を投げ、最速151キロを計測した。育成ルーキーの上甲凌大とバッテリーを組んだ(スポニチアネックスより)。

4月2日:2日連続でサイン会を行う

1日のサイン会を受け、2日連続でのサイン会実施を発表。先着200名の整理券を獲得するため、昼の12時開始のサイン会のために前日21時から並ぶファンも現れた。

4月1日:横須賀スタジアムにて即席のサイン会を行う

自身のTwitterにて横須賀スタジアムでのサイン会を発表。急な発表にもかかわらず、100人以上ファンがサイン会を訪れた。

3月24日:入団会見

横浜市内のホテルにて、入団会見が行われる。

いつかプレイをしたいと思っていた日本に来ることができ、本当に嬉しく思っています。皆様と一緒にシーズンを過ごせることを楽しみにしています。ストレートの平均球速96マイル、200奪三振という個人目標を持ちつつ、一番大切にしたいのはチームの勝利、そして優勝を目指して共に戦いたいと思います。

とコメント(球団公式サイトより)。

会見で公式ファンクラブ「TREVOR BAUER OFFICIAL FANCLUB」の設立を発表した。

3月18日:YouTubeチャンネル「トレバー・バウアー」を設立

DeNA入団の経緯や、自身の活動などについて精力的に発信。

3月14日:DeNAがバウアーとの契約を発表

横浜DeNAベイスターズがバウアーと2023年の選手契約を締結したことを発表。背番号は「96」に決まった。

球団はバウアーのDV問題について精査・確認した上で獲得に問題がないと判断。萩原龍大チーム統括本部本部長が「彼は今罪に問われているわけではない、というのが大きなポイント」と話したことが報道された(中日スポーツより)。

1月13日(現地1月12日):ドジャースを退団

ウェーバーで獲得を希望する球団がなく、ドジャースからFAとなる。

1月7日(現地1月6日):ドジャースからDFAとなる

ロサンゼルス・ドジャースがバウアーのDFAを発表。2021年途中にDVなどの禁止規定違反で324試合(2シーズン)の出場停止処分を受けたが、2022年12月に再審査の結果194試合に短縮。2023年から復帰できることとなっていた。

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林龍也 Tatsuya Hayashi

林龍也 Tatsuya Hayashi Photo

神奈川県出身。中学時代は野球部で選手、高校、大学、社会人クラブチームではマネージャーとして野球に携わる。市役所勤務を経て高校野球専門メディアで企画・編集・執筆・翻訳などを担当。フリーライターとして独立し、『スポーティングニュース』『オリンピックチャンネル』『SPAIA』『高校野球ドットコム』などの媒体にコラムやレポート、SEO記事などを寄稿。オフには草野球を楽しんでいる。