プロ野球も終盤戦に入った。盛り上がっているのは優勝、そしてクライマックスシリーズ出場争いだけではない。新人王(最優秀新人)の行方も注目を集めている。ここではパ・リーグにおける主な新人王候補者の成績を紹介する。※10月9日時点
■主な新人王候補者成績
選手名 | 球団 | 守備 | 成績 |
---|---|---|---|
武内夏暉 | 西武 | 投手 | 21試合 10勝6敗 145.1回 防御率2.17 |
金村尚真 | 日本ハム | 投手 | 29試合 7勝6敗 136回 防御率2.38 |
古田島成龍 | オリックス | 投手 | 50試合 2勝1敗24ホールド 防御率0.79 |
古謝樹 | 楽天 | 投手 | 15試合 5勝8敗 83.1回 防御率4.32 |
山村崇嘉 | 西武 | 内野手 | 58試合 打率.219、2本、23打点、1盗塁 |
川村友斗 | ソフトバンク | 外野手 | 88試合 打率.268、1本、14打点、3盗塁 |
パ・リーグの新人王争いでは投手の活躍が目立つ。中でも本命と言えるのが、2023年ドラフト1位で西武に入団した武内夏暉だ。シーズン序盤から先発で活躍し、5月には月間MVPを受賞。7月以降は先発ローテーションに定着し、二桁勝利・規定投球回を達成した。
対抗馬となりそうなのが、日本ハムの2年目・金村尚真だ。シーズン序盤は中継ぎ起用がメインだったが、5月から先発に定着。規定投球回到達にはやや厳しいところにいるが、CS争いを繰り広げるチームに大きく貢献している。
古田島成龍(オリックス)はドラフト6位入団ながら開幕一軍を掴むと、開幕から22試合連続無失点の新人タイ記録を達成。シーズンを通して一軍のブルペンを支えている。古謝樹(楽天)もシーズン序盤にデビューし、登板間隔を空けながらではあるが、コンスタントに登板している。
野手では高卒4年目の山村崇嘉(西武)が存在感を発揮。今春支配下登録を掴んだ大卒3年目の川村友斗(ソフトバンク)も、随所で良い働きを見せている。
■新人王資格とは?
新人王の資格を有するのは、昨年のドラフト会議で指名された文字通りの新人だけではない。2年目以降でも資格を有する選手は存在する。
新人王の資格は下記の通り
- 海外のプロ野球リーグに参加した経験がない
- 支配下選手に初めて登録されてから5年以内
- 投手として前年までの1軍での登板イニング数が30回以内
- 打者として前年までの1軍での打席数が60打席以内
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