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オリックス-杉本裕太郎
(時事通信)

プロ野球の2024年シーズンが間もなく開幕する。今シーズンもテレビやインターネット配信サービスを利用しての観戦を考えているファンは多いことだろう。そのなかでパ・リーグの6球団を応援しているファンは、どのサービスで視聴するのがお得なのか調べてみた。


■パ・リーグの試合を完全網羅するためにはスカパー!プロ野球セットがお得

パ・リーグの試合をテレビやインターネット配信で視聴する方法は複数ある。主な方法は下記の通り。

サービス 料金 備考
スカパー!プロ野球セット 4,483円/月 全試合完全生中継
DAZN BASEBALL 27,600円/年or2,300円/月の月々払い 広島主催及び中日主催の一部巨人戦以外視聴可能
DMMxDAZNホーダイ 3,480円/月 広島主催及び中日主催の一部巨人戦以外視聴可能※野球以外も視聴可能
パ・リーグTV 1,595円/月 パ・リーグの主催試合、セ・パ交流戦の巨人、阪神主催試合を視聴可能
Rakuten パ・リーグ Special 702円/月or5,602円/年 ※楽天モバイル契約なら無料 パ・リーグの主催試合のみ視聴可能
ベースボールLIVE 660円/月 パ・リーグの主催試合のみ視聴可能
テレビ地上波及びBS 無料(NHK受信料除く) 一部試合のみ生中継(途中打ち切りあり)

そのなかでパ・リーグ各球団のホームゲーム、ビジターゲーム(アウェイ)すべてを網羅するサービスは「スカパー!プロ野球セット」だけだ。料金は基本利用料込みで月額4,483円(税込)となっている。ただしお住まいの環境によってはアンテナ設置などの費用がかかる場合もある。

スカパー!プロ野球セットならセ・パ交流戦、クライマックスシリーズも含めてパ・リーグの試合がリアルタイムで視聴できる。またインターネット配信に対応している点も見逃せない。インターネット環境さえあれば、PCはもちろん、専用のプロ野球セットアプリをインストールすることでスマホやタブレットでも視聴可能となっている。

複数のサービスがあるなかで「スカパー!プロ野球セット」の内容が充実している。

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■DAZNなら広島の主催試合を除きパ・リーグの全試合を視聴可能

DAZN」はパ・リーグの主催試合だけでなく、広島東洋カープの主催試合を除くセ・パ交流戦を視聴可能となっている。2024年シーズンのセ・パ交流戦で広島主催試合がない福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスの試合はすべて網羅している。

DAZNでは複数のプランが用意されているが、そのなかでおすすめなのが今年から始まった新プラン「DAZN BASEBALL」だ。同プランは年間27,600円(税込)で広島と一部の中日ドラゴンズ戦をのぞいたプロ野球コンテンツのすべてを視聴できる。ただし支払い方法は年間払いか月額2,300円(税込)の月々払いのみとなっている。

JリーグやF1など野球以外のコンテンツも楽しみたい人は「DAZN STANDARD」が月額4,200円(税込)がある。

また「DMM×DAZNホーダイ」なら月額3,480円(税込)でDAZN STANDARDで視聴できるパ・リーグの試合を含めた野球コンテンツに加えてDMM TV対象作品も視聴できる。


■パ・リーグTVはパ・リーグ主催全試合と交流戦の阪神と巨人の主催試合を視聴可能

パ・リーグの主催全試合及びセ・パ交流戦における読売ジャイアンツと阪神タイガース主催の試合を観戦できるインターネット配信サービスが「パ・リーグTV」だ。

パ・リーグTVには複数のプランが用意されているが、そのなかでおすすめなのが「パ・リーグ見放題パック」で視聴料金は月額1,595円(税込)。もしパ・リーグ各球団のファンクラブに入っていれば1,045円(税込)と550円も安くなる。

その他には1日だけ有効な「1dayチケット」が660円(税込)と期間限定(※)で「パテレ行きパック」がある。1deyチケットは購入日から翌日の12時まで視聴が可能なプランだ。パテレ行きパックは、パ・リーグ見放題パック12ヶ月分の視聴権にオリジナルブランケットがついたプランで23,980円(税込)、パ・リーグ各球団のファンクラブに入っていれば16,980円(税込)となる。

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■楽天モバイルを契約しているならRakuten パ・リーグ Specialもお得

Rakuten パ・リーグ Specialはパ・リーグの主催全試合を視聴可能なインターネット配信サービスで利用料金は月額702円(税込)となっている。年間契約なら年額5,602円(税込)で月額プランよりも2,575円もお得だ。

さらに楽天モバイルの契約をしていれば、楽天モバイルの利用料金のみで「Rakuten パ・リーグ Special」を楽しむことができる。

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■ベースボールLIVEはキャンペーン期間中なら初月無料

ベースボールLIVEはパ・リーグの主催全試合を視聴可能なインターネット配信サービスで利用料金は月額660円(税込)となっている。キャンペーン期間中(終了日未定)は、初月無料とお得だ。


■テレビの地上波放送は不定期

テレビの地上波ならNHK受信料をのぞいて無料で視聴できる。しかし放送される範囲は限られており、全試合を開始から終了まで放送するわけではない。場合によっては途中で打ち切りになってしまう。

確実に試合開始から終了までを視聴したいなら、各種サービスに加入するのがおすすめだ。


■まとめ

パ・リーグの試合を視聴するのにベストなのは「スカパー!プロ野球セット」になる。主催試合、非主催試合のすべてを完全生中継しているのは、同サービスしかない。

またインターネット配信に対応しているのも心強い。外出先でも安心だ。次​点で広島の主催試合は見ることができないものの、それ以外の試合を視聴できる「DAZN BASEBALL」がおすすめだ。

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著者
Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。