【NPB】開幕日決定に斉藤コミッショナーがコメント「野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができれば」

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5月25日、日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団はオンラインで12球団代表者会議を開催し、政府による新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、6月19日にセ・パ両リーグで公式戦を開幕することを決定した。

当面の間は無観客で試合を行い、公式戦は120試合の予定。練習試合を6月2日から14日まで4カード実施して開幕までの準備期間とし、セ・パ両リーグのスケジュールは追って発表される。

NPBの斉藤惇コミッショナーは「プロ野球開催は外出自粛などによる閉塞感に苦しんだ国民の皆様方を勇気付け、またプロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができればいいのではないかと思っております」とコメントした。

斉藤コミッショナーのコメント全文は次の通り。

「当初予定した3月20日から数度の日程変更を余儀なくされ、選手や関係者、そしてファンの皆様にもご迷惑、ご心配をおかけしました。プロ野球開催は外出自粛などによる閉塞感に苦しんだ国民の皆様方を勇気付け、またプロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができればいいのではないかと思っております。開幕を決断できたことは大変喜ばしいことですが、むしろこれから入念な準備を怠りなく進め、選手や関係者、そのご家族を守りながら慎重に運営していくことが何より重要なことだと考えております。われわれは詳細なガイドラインを作成いたしました。全球団にもご確認をいただきましたガイドラインに沿って、安全に試合を実施して参ります」。