【DeNA】子どもたちへエールを贈る手記企画の第4弾・伊藤光編を公開

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4月29日、横浜DeNAベイスターズは子どもたちへエールを贈る手記企画「STAY POSITIVE-今こそ前を向いて-」のchapter 4・伊藤光(捕手)を公開した。

伊藤は2007年高校生ドラフト3巡目でオリックス・バファローズに入団。1年目に初出場を果たすも2年目の春に腰を痛めて手術を受けた。半年ほどで実戦に復帰できる予定だったものの、半年が過ぎても歩くこともできず、先が見えない状態が続いたという。

「僕はもう、この世界を去る側の人間なのかな」という弱気な気持ちで過ごしていたとき、当時バファローズの2軍監督だった古屋英夫氏、バッテリーコーチだった三輪隆氏から「焦らなくていいから。今できることをしっかりやれよ。がんばれ」と声をかけられたことで「絶対に復帰して力を貸してくださった人たちに恩返しするんだ」という気持ちに切り替えることができたと振り返った。

試合に出場できるようになるまで2年を要したものの、毎年着実に出場試合数を増やしてオリックスの正捕手にまで成長した。

当時の経験から、伊藤は「この大変な状況の中で、『プラスにとらえましょう』と簡単に言うことはできませんが、いつか振り返ったとき、『あのころにこんなことをしておいてよかったな』と思えるような時間を過ごしてほしい」とメッセージを送っている。