【DeNA】ラミレス監督が今季限りで退任「これまで決断してきたことに後悔は一切ありません」

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10月24日、横浜DeNAベイスターズはアレックス・ラミレス監督が今季限りで退任することを明らかにした。DeNAは23日の時点で今季の優勝の可能性が消滅。12試合を残しての退任発表となった。

ラミレス監督は2016年からDeNAを指揮。就任1年目で11年ぶりのAクラスに導くと、2017年はセ・リーグ3位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜いて日本シリーズに進出した。2018年は4位に終わったものの、昨季はリーグ2位となり本拠地でのCS初開催を実現した。

優勝を期待された今季は主軸の筒香嘉智(現レイズ)が抜けた穴に佐野恵太を抜擢。佐野はチームメイトの梶谷隆幸と首位打者を競うまでに成長し、チームもシーズン当初から上位争いを続けた。

8月前半には首位・巨人と2ゲーム差にまで迫ったものの、8月中盤から後半にかけて投手陣の中心だった今永昇太と平良拳太郎が離脱するとその後は失速。ここまで108試合を消化し50勝53敗5分の成績で4位となっており、3位・阪神には2ゲーム差をつけられている。

ラミレス監督は球団を通じ、コメントを発表した。

「残念ながら昨日の段階で、リーグ優勝するという夢は叶えることができませんでした。選手たちが頑張ってくれたにも関わらずこのような結果を招いた責任というのはしっかりと取らなければいけないと思い、辞任することを決めました。本当に素晴らしいチームを用意してもらい、自分の信じるやり方でこれまで決断してきたことに、後悔は一切ありません。ベイスターズファンの方々は日本で一番のファンだと思っています。 ファンの方々には、これまでサポートしていただき、本当に感謝しています。南場オーナー、岡村社長、三原球団代表など、私のことを信じ、このような機会を与えていただき本当に感謝しています。本当にありがとうございました」。