2023年シーズンは2年連続Aクラスの3位に入った横浜DeNAベイスターズ。就任4年目を迎える三浦大輔監督のもと、2024年シーズンは勝負の年となる。今永昇太、トレバー・バウアーという左右の好投手が抜けた穴をどう埋めるかに注目したい。
先発投手候補は昨季最多勝&最高勝率に輝いた左腕・東克樹を中心に、実績のある大貫晋一、左腕の石田健大、濱口遥大らが挙がる。さらに変則右腕の平良拳太郎や若手の小園健太、新加入の中川颯らが候補となる。そんなDeNAの今週の先発ローテーションを予想する。
関連記事:【10/13見どころ】阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ セ・リーグCS第2戦(外部配信)
DeNAの先発投手予想カレンダー
日付 | 先発 | 相手 |
---|---|---|
10/16(月) | ケイ | 巨人 |
10/17(木) | 大貫晋一 | 巨人 |
10/18(金) | ジャクソン | 巨人 |
10/19(土) | 石田裕太郎 | 巨人 |
10/20(日) | 吉野光樹 | 巨人 |
10/21(月) | ケイ | 巨人 |
DeNAの主な先発投手
今季のエース格となるのが、昨季最多勝(16勝)、最高勝率(.842)の二冠に輝いた左腕・東克樹だ。24試合で172.1回を投げて防御率1.98をマーク。さらに与四球わずか15という制球力を武器に抜群の安定感を見せた。2年連続で好成績を残し、チームの大黒柱へと成長したい。
東と並んで先発ローテーション入りが期待されるのが、いずれも実績のある右腕の大貫晋一、左腕の石田健大、濱口遥大だ。2度の二桁勝利を達成している大貫は昨季、右肩の故障で13試合で5勝に終わったが、シーズン終盤にプロ初完封をマーク。今季の復活を期す。
昨季の開幕投手を務めた石田は23試合に登板するも、118回と長い回を投げることができず4勝9敗に終わった。今季は規定投球回到達&二桁勝利に期待がかかる。濱口も14試合で3勝7敗という不本意な成績に終わったが、奮起に期待したい。
変則右腕の平良拳太郎は昨季、間隔を開けながら登板し4勝をマーク。今季は先発ローテーション定着の期待がかかる。
今季のDeNAは今永昇太がメジャーリーグのシカゴ・カブスへ移籍。トレバー・バウアーもメジャー復帰を目指して自由契約となった。2021年ドラフト1位の小園健太や新加入の中川颯、森唯斗、新外国人のジャクソン、ケイらがオープン戦で好投を見せており、2人の穴を埋める投手の出現がDeNA優勝の大きなカギとなる。