3月1日に引退セレモニー、元日本ハム投手・多田野氏が日米で投じた「魔球」

3月1日に引退セレモニー、元日本ハム投手・多田野氏が日米で投じた「魔球」 image

日本ハムファイターズは2月23日、2008年から14年までチームに在籍した多田野数人氏の引退セレモニーを3月1日に行うことを発表した。ファイターズは同日、「北海道日本ハムファイターズ誕生15thプロジェクト」の一環として、札幌ドームで台湾プロ野球のLamigoモンキーズと国際交流試合を行う。

「日本ハムが北海道移転15周年のプロジェクトを発表」

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現在37歳の多田野氏は、立教大学卒業後の2003年に米メジャーリーグのクリーブランド・インディアンスとマイナー契約し、翌04年にメジャーデビュー。マック鈴木に続き、日本プロ野球を経ずにメジャーリーグでプレーした史上2人目の選手となった。インディアンスではメジャー2年間で僅か1勝に終わり、07年ドラフト1位でファイターズに入団。ファイターズでは7年間で18勝を挙げたが、14年に戦力外通告となり、翌年から独立リーグ「ベースボール・チャレンジ・リーグ」の石川ミリオンスターズに投手コーチ兼選手として3年間プレー。2017年12月、現役引退を発表した。

日米通算僅か19勝(プロ野球及びメジャーリーグのみ)でキャリアを終えた多田野氏だが、メジャーリーグ経由で日本球界入りした経歴や独特な投球フォームなど、話題性のある選手だった。そんな多田野氏の代名詞とも言えるのが、現役時代に時折投げていた「超スローボール」だ。

140キロ台後半の速球にスライダーやフォークボールを武器にしていた多田野氏が、ここぞという場面で投じる「決め球」が、時速60キロ台を計測する山なりのスローボールだった。インディアンス時代、通算696本塁打のアレックス・ロドリゲスに対してこの超スローボールを投じて、サードゴロに打ち取ったこともある。2007年、マイナーリーグの試合で投じた一球がコチラだ。

ファイターズ時代にも度々、超スローボールを投じては話題になっていた。

そのユニークな投球術(?)で「記録よりも記憶に残る投手」となった多田野氏。引退セレモニーで久しぶりに、あの山なりの「魔球」が見られるかもしれない。

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