2020年2月1日(土)からプロ野球はキャンプが始まる。今年は全12球団が国内でスタート。
沖縄県ではDeNA、阪神、中日、ヤクルト、楽天、ロッテ、日本ハムの7球団、宮崎県では巨人、広島、西武、ソフトバンク、オリックスの5球団がそれぞれキャンプを開始する。
今回は沖縄県の北谷町でスタートする中日ドラゴンズの日程やキャンプ地、アクセス、注意事項さらにはオープン戦の日程をご紹介したい。
キャンプ概要
中日のキャンプは2020年2月1日(土)から一軍、二軍ともに沖縄県で行われる。一軍は北谷町の北谷公園野球場、二軍は読谷村の読谷平和の森球場でそれぞれ練習を行う。一軍、二軍ともに休日は同じ日程となっているが、一軍は2月26日(水)まで、二軍は2月28日(金)までと終了日程は異なるので注意が必要。
一軍の北谷公園野球場から二軍の読谷平和の森球場までは車で20分ほど。バスだと徒歩の時間を含めて1時間ほどで移動が可能となっている。
【一軍】
<春季キャンプ>
[日程]2020年2月1日(土)〜2月26日(水)
[休日]2月5日(水)、10日(月)、14日(金)、20日(木)
[場所]北谷公園野球場
[住所]沖縄県中頭郡北谷町大字美浜2
[アクセス]
62系統中部線「美浜アメリカンビレッジ入口」下車徒歩10分
【二軍】
[日程]2020年2月1日(土)〜2月28日(金)
[休日]2月5日(水)、10日(月)、14日(金)、20日(木)
[場所]読谷平和の森球場
[住所]沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901
[アクセス]
62系統中部線「座喜味(読谷村)」下車徒歩15分
62系統中部線「座喜味入口(読谷村)」下車徒歩15分
オープン戦の日程
中日のオープン戦は、2月22日(土)の阪神戦(北谷)で開幕する。2月24日(月)の楽天戦(北谷)まで北谷で3試合を行い、2月29日からは沖縄を離れる。本拠地ナゴヤドームでの試合は5試合を含め、12試合が予定されている。
オープン戦の最終戦は3月15日のロッテ戦(ナゴヤドーム)となっており、全部で15試合。
日付 | 曜日 | 対戦 | 球場 | 時間 |
---|---|---|---|---|
2月22日 | 土 | 中日 ─ 阪神 | 北谷 | 13:00 |
2月23日 | 日 | 中日 ─ DeNA | 北谷 | 13:00 |
2月24日 | 月 | 中日 ─ 楽天 | 北谷 | 13:00 |
2月29日 | 土 | 中日 ─ 広島 | ナゴヤドーム | 14:00 |
3月1日 | 日 | 中日 ─ 広島 | ナゴヤドーム | 14:00 |
3月3日 | 火 | 中日 ─ 西武 | 岡崎 | 13:00 |
3月4日 | 水 | 中日 ─ 西武 | 岐阜 | 13:00 |
3月6日 | 金 | 楽天 ─ 中日 | 静岡 | 13:00 |
3月7日 | 土 | 楽天 ─ 中日 | 静岡 | 13:00 |
3月8日 | 日 | 楽天 ─ 中日 | 静岡 | 13:00 |
3月10日 | 火 | オリックス ─ 中日 | 京セラドーム | 13:00 |
3月11日 | 水 | オリックス ─ 中日 | 京セラドーム | 14:00 |
3月13日 | 金 | 中日 ─ ロッテ | ナゴヤドーム | 18:00 |
3月14日 | 土 | 中日 ─ ロッテ | ナゴヤドーム | 14:00 |
3月15日 | 日 | 中日 ─ ロッテ | ナゴヤドーム | 14:00 |
メンバー
一軍に相当する北谷には大野雄大や柳裕也といったエースクラスの投手、京田陽太、高橋周平ら主力野手が振り分けられた。注目されていたドラフト1位の新人・石川昂弥は二軍に相当する読谷からのスタートとなっている。
その他の新人では橋本侑樹(2位)、岡野祐一郎(3位)、郡司裕也(4位)の大卒、社会人の3人が北谷組からとなった。
一方で2018年ドラフト1位の根尾昂は北谷スタート。ルーキーだった昨年は、新人合同自主トレで負傷したため読谷組だった。初めての北谷スタートとなる。
ここ数年の中日は7年連続Bクラスと低迷中。2012年以来、8年ぶりとなるAクラス入りを目指し、沖縄で2020年シーズンを始動する。
【北谷組】
(投手)
小笠原、橋本、又吉、柳、吉見、岡田、大野雄、梅津、山井、阿知羅、福、岡野、三ツ間、ゴンサレス、藤嶋、山本、ロメロ、木下雄
(捕手)
木下拓、郡司、加藤、桂
(内野手)
京田、高橋、阿部、根尾、石川駿、三ツ俣、溝脇、福田、ビシエド
(外野手)
井領、渡辺、伊藤、武田、シエラ
《読谷組》
(投手)
田島、谷元、福谷、佐藤、祖父江、松葉、石川翔、勝野、鈴木博、笠原、清水、垣越、竹内、小熊、伊藤準、濱田達、鈴木翔、ブリトー、浜田智、大藏、松田、石田健人マルク、丸山、
(捕手)
大野奨、石橋
(内野手)
高松、石川昂、石垣、堂上、石岡
(外野手)
藤井、平田、大島、遠藤、アルモンテ、滝野、岡林
※2020年1月18日現在
ホテル
一軍キャンプ地である北谷は那覇市内からバスで1時間ほど。宿泊施設の豊富な中心部からも通える距離ではあるが、バスの本数は多くない。移動時間を考えると北谷付近で宿泊施設を確保するのがよい。
二軍キャンプ地の読谷は北谷よりやや遠く、那覇市内から1時間半から2時間程度の移動を擁する。那覇市内から通うことも不可能ではないが、読谷村付近での宿泊がおすすめとなる。
選手からサインはもらえるか
シーズン中とは違い、選手からサインをもらうことのできるチャンスは多い。球団によっては公式のサイン会を設けている場合もある。また、練習の移動中や練習終了後に声をかけるともらえることもある。
しかし、選手もサインをしに来ているわけではなく、練習をしに来ていることを忘れずにマナーを持ってお願いすることを心がけたい。長蛇の列となった場合、全員がサインを貰えるわけではないことも頭に入れておくこと。
必要なものはボールや色紙、サイン帳、トレーディングカードなどサインをもらいたいもの、そして油性のマジックペン。球団公式のサイン会では用意されているが、そうでない場合はファンが用意することになる。
サインを求める場合、選手はもちろん球団関係者や警備員、その他のファンに迷惑がかからないように注意したい。自身の行動ひとつで場合によっては、サインが中止となる可能性もある。
また、2019年にはキャンプ中に選手とファンが接触し、選手が怪我を負うアクシデントもあった。2020年も新人合同自主トレの際、サインを欲しがるファンが球団関係者へ暴言を吐く場面も。
こういった行為が続くと選手との接触はもちろん、サインの全面禁止という措置をとる球団が生まれる可能性もある。
マナーを持って行動することを心がけたい。