2020年2月1日からプロ野球はキャンプが始まる。今年は全12球団が国内でスタート。
沖縄県ではDeNA、阪神、中日、ヤクルト、楽天、ロッテ、日本ハムの7球団、宮崎県では巨人、広島、西武、ソフトバンク、オリックスの5球団がそれぞれキャンプを開始する。
今回は沖縄県の石垣島でスタートする千葉ロッテマリーンズの日程やキャンプ地、アクセス、注意事項さらにはオープン戦の日程をご紹介したい。
キャンプ概要
ロッテのキャンプは一軍、二軍ともに沖縄県の石垣島でスタートする。練習場所も同じ石垣市中央運動後年野球場だが、終了の日程がそれぞれ異なる。一軍は2月13日(木)まで二軍は2月25日(火)までとなっているので注意が必要だ。
一軍は2月13日(木)でキャンプ終了となり、ほか球団と比べると1週間以上も短い。、その後は実戦を中心としながら仕上げを行っていく。
【一軍】
<春季キャンプ>
[日程]2020年2月1日(土)〜2月13日(木)
[休日]2月5日(水)、10日(月)
[場所]石垣市中央運動公園野球場
[住所]沖縄県石垣市登野城1409-1
[アクセス]
空港線10系統「中央運動公園入口」下車徒歩10分
【二軍】
[日程]2020年2月1日(土)〜2月25日(火)
[休日]2月5日(水)、10日(月)、14日(金)、20日(木)
[場所]石垣市中央運動公園野球場
[住所]沖縄県石垣市登野城1409-1
[アクセス]
空港線10系統「中央運動公園入口」下車徒歩10分
オープン戦の日程
ロッテのオープン戦はZOZOマリンスタジアムで行われる2月29日(土)の楽天戦で開幕。3月15日(日)の中日戦(ナゴヤドーム)まで全12試合が予定されている。
他の球団に比べるとオープン戦の試合数は少ないが、2月8日(土)・9日(日)には、「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2020in石垣島」と称して楽天モンキーズ(台湾)と国際交流試合が予定されている。
また、2月24日(月)から2月27日(木)の期間はオリックス、西武、ソフトバンク、斗山(韓国プロ野球)を含めた5球団で「2020球春みやざきベースボールゲームズ」に参加する。
こちらはオープン戦とは別の扱いとなっており、全試合入場料は無料。
日付 | 曜日 | 対戦 | 球場 | 時間 |
---|---|---|---|---|
2月29日 | 土 | ロッテ ─ 楽天 | ZOZOマリン | 13:00 |
3月1日 | 日 | ロッテ ─ 楽天 | ZOZOマリン | 13:00 |
3月3日 | 火 | オリックス ─ ロッテ | 京セラドーム | 18:00 |
3月4日 | 水 | オリックス ─ ロッテ | 京セラドーム | 14:00 |
3月5日 | 木 | オリックス ─ ロッテ | 姫路 | 13:00 |
3月7日 | 土 | ヤクルト ─ ロッテ | 神宮 | 13:00 |
3月8日 | 日 | ヤクルト ─ ロッテ | 神宮 | 13:00 |
3月10日 | 火 | ロッテ ─ 日本ハム | ZOZOマリン | 13:00 |
3月11日 | 水 | ロッテ ─ 日本ハム | ZOZOマリン | 13:00 |
3月13日 | 金 | 中日 ─ ロッテ | ナゴヤドーム | 18:00 |
3月14日 | 土 | 中日 ─ ロッテ | ナゴヤドーム | 14:00 |
3月15日 | 日 | 中日 ─ ロッテ | ナゴヤドーム | 14:00 |
メンバー
このオフシーズンに加入した美馬学、福田秀平、西巻賢二らは一軍スタートとなった。また、昨年のドラフト会議において、支配下指名された佐々木朗希ら新人5人は全員が一軍スタートとなっている。藤原恭大と安田尚憲のドラフト1位コンビも揃って一軍入りをはたしている。
一方で角中勝也、清田育宏といった主力は二軍スタートとなった。
【一軍】
<投手>
佐々木千、石川、美馬、種市、佐々木朗、二木、東條、東妻、石崎、小野、成田、ハーマン、小島、岩下、中村稔、チェン、益田、ジャクソン、横山、古谷、土居
<捕手>
田村、佐藤、宗接、柿沼
<内野手>
藤岡、安田、中村奨、福田光、井上、松田、レアード、西巻
<外野手>
荻野、藤原、福田秀、加藤、岡、高部
【二軍】
<投手>
大谷、唐川、内、山本、松永、西野、南、土肥、渡邉、有吉、田中靖、原、本前、鎌田、森、大嶺、アコスタ、フローレス、サントス
<捕手>
吉田、江村、細川、植田
<内野手>
平沢、三木、香月、細谷、茶谷、高濱
<外野手>
清田、角中、菅野、山口、三家、和田
※永野は浦和残留
※マーティンは2月中旬来日予定
ホテル
石垣島の宿泊施設は沖縄本島、那覇市内と比べると数は少ない。とくに土日祝日は予約が多いため、希望する宿泊施設の空きを要確認。離島ということもあり、リゾート風の宿泊施設が豊富となっている。
沖縄本島からおよそ470キロ離れているため、那覇市内から每日移動することは難しい。
選手からサインはもらえるか
シーズン中とは違い、選手からサインをもらうことのできるチャンスは多い。球団によっては公式のサイン会を設けている場合もある。また、練習の移動中や練習終了後に声をかけるともらえることもある。
しかし、選手もサインをしに来ているわけではなく、練習をしに来ていることを忘れずにマナーを持ってお願いすることを心がけたい。長蛇の列となった場合、全員がサインを貰えるわけではないことも頭に入れておくこと。
必要なものはボールや色紙、サイン帳、トレーディングカードなどサインをもらいたいもの、そして油性のマジックペン。球団公式のサイン会では用意されているが、そうでない場合はファンが用意することになる。
サインを求める場合、選手はもちろん球団関係者や警備員、その他のファンに迷惑がかからないように注意したい。自身の行動ひとつで場合によっては、サインが中止となる可能性もある。
また、2019年にはキャンプ中に選手とファンが接触し、選手が怪我を負うアクシデントもあった。2020年も新人合同自主トレの際、サインを欲しがるファンが球団関係者へ暴言を吐く場面も。
こういった行為が続くと選手との接触はもちろん、サインの全面禁止という措置をとる球団が生まれる可能性もある。
マナーを持って行動することを心がけたい。