【阪神】藤川球児が引退会見「連投になると身体に違和感を感じてきた」

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9月1日、今シーズン限りでの現役引退を表明した阪神タイガースの藤川球児投手が、兵庫県西宮市内のホテルで引退会見を行った。

藤川は引退を決断した理由を「一年間、身体の準備が整わないというのはプロとして失格だと思いましたし、昨年を終えた段階で自分へのチャレンジに勝ったかなとも感じました」と述べ、「連投になると身体に違和感を感じてきたので」と明かした。

心配される右肩と右肘の状態については 「あと2か月半、自分の力が必要になることもあるかもしれないので、ここでは(状態は)伏せておきたい」とし、「今シーズンに限っては、相手を倒す可能性のあるボールは投げれると考えました」と話した。

シーズン途中での引退発表となったことには、新型コロナウイルスの影響で観客が5,000人に制限されていることも一つの理由になったといい、「発表が遅れると自分のストレートを見たいと思ってくれているファンに球場に来てもらうチャンスがなくなってしまうのではないかと思い、球団の方にお願いしてできるだけ早くとお願いしました」と述べた。

藤川は8月13日に今季2度目の一軍の出場選手登録を抹消となり、現在は三軍で調整を続けている。残りのシーズンに向けては「精一杯やります」とコメントし、後輩たちには「やめていく選手に負けるなと、僕に負けるようではだめです、巨人には勝てないですから」と発破をかけた。

ファンに向けては「一軍で戦っている選手は本当に大変なので、叱咤激励も大事なのですが、戦っている4時間の間は尊敬してやってほしいと思います」とメッセージを送った。