阪神・藤川が現役ラスト登板で三者凡退、チームは巨人に完封負け

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<阪神 4-0 巨人|11月10日・甲子園>

11月10日、阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース対読売ジャイアンツの試合は、4-0で巨人が勝利した。

この試合は、今シーズン限りで現役引退を表明している阪神の藤川球児投手の引退試合となった。

1回表、丸佳浩と若林晃弘の適時打などで巨人が3点を先制する。そのまま迎えた7回表に押し出し四球で4-0とした。

投手陣は畠世周、戸郷翔征、桜井俊貴の3投手が7回まで無安打リレー。8回に4番手の髙橋優貴が1安打を浴びたものの得点は許さず、9回は高梨雄平が三者凡退に退けた。

敗れた阪神は0-4で迎えた9回表、藤川球児が現役最後のマウンドに上がった。

藤川は矢野燿大監督からボールを受け取ると、代打・坂本勇人と中島宏之を三振、重信慎之介を二飛に仕留め、12球で締めくくった。ベンチに戻る藤川には大きな拍手が送られた。

試合後にはセレモニーが実施され、藤川がファン向けて挨拶を行った。花束贈呈の前には、現役時代にバッテリーを組んだ矢野監督に向けて最後の1球を投じた。