【阪神】矢野監督、選手、球場スタッフらが総出で高校球児に贈る土を収集

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6月16日、阪神タイガースは日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員に贈る「甲子園の土」を矢野燿大監督、コーチ、選手、スタッフらで練習前に集めた。

新型コロナウイルスの影響で、春の選抜高校野球大会につづき夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会)も中止となったことを受け、阪神は「高校球児のために何かできることはないか」という思いから「甲子園の土」キーホルダーを高校球児に贈ることを今月8日に発表した。

土を集める前には矢野監督が「甲子園に出た人も出なかった人も、高校球児のような思いで土を集めて、高校球児に想いを届けていきましょう」とコメントし、球場にサイレンの音が鳴り響く中、全員がしゃがみこんで袋に土を詰めた。

土を集め終えた後は、原口文仁が「これを受け取る皆さん、高校野球の区切りと、そして今後の人生いいスタートが切れるようにという想いでタイガースのみんなで集めた土です。大変なことがあった時も、この土を見て頑張る気持ちを思い出して前向きにいきましょう。タイガースは皆さんを応援しています」と土を手にメッセージを送った。

土を集める作業には甲子園球場の球場職員と阪神園芸職員も参加し、それぞれが袋いっぱいに土を集めた。