【阪神】矢野監督がシーズン終了を報告、近本と大山の成長を評価

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11月12日、阪神タイガースの矢野燿大監督が藤原崇起オーナーへシーズン終了の報告を行った。

阪神は11日に今季の全日程が終了し、60勝53敗7分の2位の成績だった。

2年目のシーズンを終えた矢野監督は「特別なシーズンの中、開幕から上手くいかず、苦しいなという思いも強かったです。課題は残っていますが、できた部分もしっかりあり、自分自身も苦しいからこそ学べた年だと思っています」と振り返った。

成長を感じた選手には近本光司と大山悠輔の名前を挙げ、「近本にも2年目のジンクスがあるのかと思う時期もありましたが、盗塁王も2年続けて獲り、走攻守全てにおいてレべルアップしてくれました。大山は、開幕から少し出ていない時期の悔しさをバネに、ホームラン王を争うところまで成長してくれました」と評価した。

矢野監督とともに会見に出席した揚塩健治球団社長は「来シーズンこそ優勝して、ファンの皆様に喜んでいただけるように今季の課題を検証し、チーム力強化に取り組んでまいります」とコメントした。