【阪神】岩田稔基金の助成先が決定「まだまだ自分にできることはある」

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5月18日、阪神タイガースは「岩田稔基金」の研究助成先が決定したことを発表した。

「岩田稔基金」とは、2017年にNPO法人日本IDDMネットワークが行う、1型糖尿病を2025年までに根治することを目指した研究への助成基金として設立された基金だ。岩田が自身の成績に応じて行う寄付や、2017年に「ゴールデンスピリット賞」を受賞した際に新聞社から寄贈された200万円、岩田の活動に賛同した一般人の寄付など、基金総額が延べ400万円に達し、今回その助成先が決定した。

岩田は球団を通じ「1型糖尿病の患者として、この病気が1日でも早く根治してほしいという思いが強いので、今回こうして自分の冠のついた基金が形となり、研究助成を行うことができたことを大変嬉しく思います。まだまだ自分にできることはあると思いますし、これからの活動が大事だと思っているので、目の前の1試合1試合を大切に、1勝でも多く勝ち星を積み重ねて、チームのためにも、この病気の根治のためにも、頑張っていきたいと思います」とコメント。

助成先は、神⼾⼤学医学部付属病院糖尿病・内分泌内科の淺原俊⼀郎助教らによる「エクソソームによる膵β細胞保護・増殖効果の研究 」[根治]に決定した。

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