阪神原口が大腸がんの手術を終了。 これまでがんから復活したアスリートは?

Sporting News Japan Staff

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1月24日、阪神の原口文仁は自身のTwitterを通じて大腸ガンを患っていることを報告した。

そして、多くのファンに衝撃を与えた告白から1週間経った1月31日、原口は無事に手術を終えたとツイート。「早期復帰を目指す」とコメントする通り、これからリハビリに取り組んでいく。

「日本人の国民病」とも言われるがんは、アスリートにとっても決して縁遠い病気ではない。そこで、これまでがんと闘い勝負の世界に戻ってきたアスリート達を紹介しよう。

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胃の摘出と厳しい治療を乗り越え実践復帰。広島の赤松真人

広島の外野手、赤松真人はチームがセ・リーグ優勝を果たした2016年の12月に胃がんを公表した。たまたま受けた胃の検診で、ステージ3の胃がんが見つかったという。翌年1月には胃を一部摘出する手術を受け、約半年間の抗がん剤治療を受けた。

そして、激しい副作用の伴う治療を乗り越え、赤松は2018年の3月にウエスタン・リーグの試合に出場し公式戦復帰を果たした。今季こそ一軍を復帰を果たして、闘病生活を支えてくれたチームメイトや球団、そして家族に恩返ししたい。

 

 

抗がん剤治療を続けながら現役続行。フットサルの久光重貴

フットサル元日本代表で湘南ベルマーレ所属の久光重貴は、2013年に受けたメディカルチェックで肺腺がんが発覚。医師から根治は不可能と言われながらも、「必ず病気と戦って帰ってくる」とコメント。

その言葉通り、久光は厳しい抗がん剤治療を続け、現役選手として戦い続けている。また、自身の経験を伝える講演活動も精力的に行い、同じ病気と戦う人を少しでも勇気づけるために今も練習に取り組んでいる。

 

 

 

がんを乗り越え149試合連続出場。サッカー伊代表、F・アチェルビ

フランチェスコ・アチェルビ

がんと戦って勝負の世界に戻ってきたアスリートは海外にもいる。サッカーイタリア代表のディフェンダー、フランチェスコ・アチェルビは25歳だった2013年の12月に精巣がんを公表。

約4ヶ月間の抗がん剤治療の間にも練習を欠かさず、翌シーズンに公式戦に復帰すると、そのまま休むことなく約5年間で149試合のフル出場を果たした。2019年の1月にレッドカードを受けたことで連続出場記録は途絶えてしまったものの、アチェルビの活躍はがんを克服しアスリートとして完全復活したひとつのモデルといえる。

 

アスリートにとって、体力や精神を消耗するがん治療を続けながらの現役続行は容易なことではない。ただ、がんを乗り越えてきたアスリートは人間的にひと周りもふた周りもたくましくなったように見える。

原口ががんを乗り越え、さらに成長した姿を見せてくれることを期待したい。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。