10月5日、西武は育成契約の多和田真三郎と大窪士夢と来季の契約を結ばないことを発表した。
2015年ドラフト1位で富士大からプロ入りした多和田は、3年目の2018年に16勝で最多勝のタイトルを獲得。しかし昨年から自律神経失調症を患い、今シーズンは育成契約から復帰を目指していた。
多和田は球団を通じ「6年間という短い間ではありましたが、とてもいい経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせていただきました。今後については、ピッチャーとして野球を続けていければと思っています」とコメントを発表。
大窪は2018年育成選手ドラフト2位で北海高から入団。しかし支配下登録を掴むことはできず。「今後は野球を続けるかどうかも含めて、少し時間をかけて考えたいと思います。3年目の今年は、春先にファームでたくさんの実戦経験を積むこともできましたし、防御率も良かったので、自分の中で一つでも成長できたと思えることもありました。いつかは二けたの背番号を背負ってメットライフドームのマウンドで投げたいと思って頑張ってきましたが、自分の実力不足で叶いませんでした。3年間、これまでたくさんのファンの方々に応援していただきましたので、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感謝を述べた。
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