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3月30日、埼玉西武ライオンズは認定特定非営利活動法人・児童虐待防止全国ネットワークに571万6879円を寄付したことを発表した。
西武は昨シーズン、子どもの虐待をなくすことを呼びかける市民運動「オレンジリボン運動」に賛同し、独自のプロジェクト「『SAVE THE HOPE(セイブ・ザ・ホープ)』ライオンズオレンジリボン運動プロジェクト」を実施した。
プロジェクトはオレンジリボン運動の啓発や支援活動を目的として、球団オフィシャルサイトなどで監督や選手のメッセージ動画を放映したほか、8月21日の北海道日本ハムファイターズ戦では「『SAVE THE HOPE』ライオンズオレンジリボン運動デー」を開催した。試合では監督、コーチ、選手がオレンジリボンのロゴが刺繍されたオリジナルキャップとオレンジカラーのユニフォームを着用して試合に臨み、募金活動やチャリティーグッズの販売も行った。
プロジェクトを通じて集まった寄付金とシーズンオフに行ったチャリティーオークションの売り上げの一部を合わせた金額が571万6879円となり、プロジェクトに賛同して西武とパートナーシップを締結したauじぶん銀行株式会社からも「じぶん銀行オレンジリボン運動募金」で集まった75万7837円が同ネットワークに寄付された。
寄付金は子ども虐待防止の啓発のための事業、オレンジリボン活動の運営などに充てられる。西武は今シーズンも引き続きプロジェクトの実施を予定しており、辻󠄀発彦監督は次の通りコメントを発表した。
「『SAVE THE HOPE』ライオンズ オレンジリボン運動プロジェクト」にご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。球場では、多くの子どもたちの元気な声援と笑顔があり、私たちはいつも子どもたちに勇気づけられています。野球場が子どもたちの未来と希望にあふれる場所であり続けるために、私たちも継続してこの活動を行っていきます。そして、子どもの虐待のない社会となることを切に願っています」。