米国人記者が日ハムキャンプ潜入、清宮幸太郎に注目(前編)

Ryan Fagan

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2月12日、ソルトリバー・フィールドには約70人のメディア関係者がいた。その大半は、日本から来た人々だ。テレビ局の代表団がアルファベットの「U」の形に集まり、記者とカメラマンが取り囲み、マイクが綺麗に並んだ。

記者たちは左右に散らばり、中心にいる野球選手と適度な距離を保っていた。

いや、彼らはロサンゼルス・エンジェルスの新選手、大谷翔平を取り囲んでいたわけではない。彼のキャンプお披露目は、ここから17マイルほど南西にあるテンピで、14日に予定されていた。彼らはまた、シカゴ・カブスが獲得したダルビッシュ有のために集まったわけでもない。彼はソルトリバー・フィールドから約9マイル南にあるメサでキャンプインした。

 

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この報道陣は、北海道日本ハムファイターズのユニフォームを着る次世代のスーパースター候補、18歳のスラッガー清宮幸太郎に話を聞きに来たのだ。米国で彼の名前を聞いたことがない? すぐに聞くだろう。いや、今から話をする。

実のところ、あたなは彼の名前を覚えていないかもしれないが、彼については少しばかり知っているかもしれない。2012年、清宮はウィリアムズポートで行われたリトルリーグ・ワールドシリーズで、日本を優勝に導いた。13歳にして6フィート(約183センチ)あった清宮は、テネシー代表の打者から4イニングで8つの三振を奪い、3打数2安打2得点1打点の活躍で、日本を12-2の勝利に導いたのだ。

 

 

清宮の成長はその後、全くスローダウンしなかった。まだプロで1試合も戦っていないにも関わらず、彼は日本で既に伝説的な存在となっている。その理由? 清宮は高校時代、通算111本塁打を放ったのだ。

彼の新しいチームメイトのひとりに、2011年から13年までニューヨーク・ヤンキースとヒューストン・アストロズでプレーしたブランドン・レアードがいる。彼はファイターズで過去3年、シーズン平均35本塁打を放っている。レアードは過去数年、清宮の噂を耳にし、日本のTVで彼を見てきた。言うまでもなく、レアードと他のチームメイトたちはファイターズが清宮を獲得したことを喜んでいる。

「日本のウェブサイトをチェックしていたら『清宮がファイターズへ』という見出しを見つけたんだ。「マジかよ!」と思ったね」。レアードは笑いながら、スポーティングニュースに語った。「通訳にメッセージを送って『僕らはあの大きな打者を獲得したのか?』と尋ねたんだ。彼は高校時代に素晴らしい成績を残した。彼がチームに加わって嬉しいよ」

後編につづく)

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Ryan Fagan, the national MLB writer for The Sporting News, has been a Baseball Hall of Fame voter since 2016. He also dabbles in college hoops and other sports. And, yeah, he has way too many junk wax baseball cards.