現役投手における最多安打は誰だ?

Satoshi Katsuta

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『投手は9人目の野手』とはよく言われる格言のひとつでもある。指名打者制のないセ・リーグにおいて、投手は打者としての役割もあり、打撃成績がよいにこしたことはない。巨人のエースである菅野智之も、打率.300・15安打を今シーズンの目標に掲げでおり、さらには初本塁打も目指している。さて、現役投手において通算安打の上位はどのような選手がいるのだろうか。

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現役最多は石川雅規(ヤクルト)の114安打

2017年終了時点において投手の通算最多安打は石川雅規(ヤクルト)の114安打となっている。現役投手において唯一の100安打超えでもある。また、2015年の9月に優勝を争っていた巨人との天王山において、菅野からタイムリーを放ったことは記憶に新しい。

石川は2002年のプロ1年目から16年連続安打を放っており、打率.159(717打数114安打)を記録。しかし、ここ2年は規定投球回に届いていない投手成績と連動するかのように、わずか1安打ずつと波に乗れていない。今シーズンは投手成績・打撃成績ともに復調を目指したい。また、ここまで本塁打を放ったことはなく、プロ初本塁打にも期待したいところだ。

石川に続くのは内海哲也(巨人)の54安打、そして大竹寛(巨人)の48安打と続く。ともにベテランとなっており、石川の数字を捉えることはむずかしそうだ。

また、巨人の菅野はここまで36安打。目標である15安打を6年継続できれば126安打となり、現時点の石川超えさらには三浦大輔(元・DeNA)の123安打を超えてくることになる。はたして、投打ともに結果を残し続けることができるだろうか。菅野には投打ともに注目したい。

【現役投手通算安打】

1位(114安打)石川雅規(ヤクルト)

2位(54安打)内海哲也(巨人)

3位(48安打)大竹寛(巨人)

4位(45安打)メッセンジャー(阪神)

5位(44安打)能見篤史(阪神)

※2017年終了時点

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最多本塁打はウィーランド(DeNA)の3本

投手における現役最多安打記録保持者である石川は、ここまでの16年間で本塁打は0本。ではだれが多くの本塁打を放っているのだろうか。

1位は野手顔負けの打撃成績を誇るウィーランド(DeNA)だ。来日1年目となった昨シーズンは打率.229、3本塁打、12打点を記録し、1年で投手の現役最多本塁打記録保持者に躍り出ている。また、投手における3本塁打は2009年のルイス(広島)以来8年ぶりの記錄でもあった。

ウィーランドに続く2本塁打には山口俊(巨人)、小川泰弘(ヤクルト)、館山昌平(ヤクルト)が名を連ねており、今シーズン順位の変動もありそうだ。

その他の投手で今後に期待を持てそうなのが秋山拓巳(阪神)だ。愛媛県・西条高校時代には通算48本塁打を放っており『伊予ゴジラ』とも呼ばれていた大砲でもあった。その秋山は昨シーズン、プロ初本塁打をナゴヤドームの中段に打ち込んでいる。投手としては8年目にしてブレイクを果たしたが、打撃でも同じような活躍ができるだろうか。自身の勝ち星を伸ばすためにも打撃で好結果を残したい。

【現役投手通算本塁打】

1位(3本)ウィーランド(DeNA)

2位(2本)小川泰弘(ヤクルト)

2位(2本)館山昌平(ヤクルト)

2位(2本)山口俊(巨人)

5位(1本)秋山拓巳(阪神)

5位(1本)大隣憲司(ロッテ)

5位(1本)能見篤史(阪神)

5位(1本)野村祐輔(広島)

5位(1本)藤浪晋太郎(阪神)

5位(1本)松坂大輔(中日)

5位(1本)メッセンジャー(阪神)

5位(1本)山井大介(中日)

※2017年終了時点

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Satoshi Katsuta

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かつた・さとし/東京都出身。複数の業界で営業、経営管理を行ったのち2015年に独立。同年よりNPB、MLBなの記事作成、2022年からメディアのSNS運用など野球関連の業務を行っている。