独走の広島? 実績のソフトバンク? セ・パ交流戦の優勝チームを予想

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2015年より18試合制となったセ・パ交流戦。試合数が減ったことで結果は以前よりランダムに出やすくなっており、優勝チームの予想はかなり難しくなった。18試合制となった4年間の優勝チームの勝利数を見ていくと、12勝、13勝、12勝、12勝となっており、だいたい全日程の2/3の勝利が必要であるようだ。

 

優勝争いに近い「11勝以上」はこの4年でのべ12チーム

優勝ラインとなっている12勝より1勝少ない11勝以上を挙げたチームを拾い出したのが下の表だ。11勝以上は4年で12チームが記録している。

 

<セ・パ交流戦で11勝以上を挙げたケース(18試合制導入以降)>

順位 チーム 勝率
15 1 ソフトバンク 12 6 0 .667
15 2 日本ハム 11 6 1 .647
16 1 ソフトバンク 13 4 1 .765
16 2 ロッテ 12 6 0 .667
16 3 広島 11 6 1 .647
16 4 楽天 11 7 0 .611
17 1 ソフトバンク 12 6 0 .667
17 2 広島 12 6 0 .667
18 1 ヤクルト 12 6 0 .667
18 2 オリックス 11 6 1 .647
18 3 ロッテ 11 7 0 .611
18 4 ソフトバンク 11 7 0 .611

どのようなチームが18試合を12勝6敗で戦えるかを考えたとき、最初に思い浮かぶのは状態の良いチームが、それを保って駆け抜ける——というシンプルなパターンだ。この4年間に「11勝以上」を記録したチームが、5月に入ってからセ・パ交流戦が始まるまでの間に、どんな成績を挙げていたかを見たのが次の表だ。

 

<「11勝以上」チームの5月〜セ・パ交流戦開始までの勝敗>

順位 チーム 勝率
15 1 ソフトバンク 11 7 1 .611
15 2 日本ハム 11 10 0 .524
16 1 ソフトバンク 17 5 1 .773
16 2 ロッテ 11 12 1 .478
16 3 広島 13 11 1 .542
16 4 楽天 5 16 1 .238
17 1 ソフトバンク 16 7 0 .696
17 2 広島 13 9 0 .591
18 1 ヤクルト 8 11 1 .421
18 2 オリックス 13 9 0 .591
18 3 ロッテ 9 12 0 .429
18 4 ソフトバンク 11 12 0 .478

※太字は勝ち越し

 

15、16、17年と交流戦を3連覇しているソフトバンクは、11勝7敗、17勝5敗、16勝7敗と大きく勝ち越している。これについては、好調を維持してそのまま走りきったケースと言えそうだ。

昨年優勝したヤクルトは、セ・パ交流戦が開幕する際の順位がセ・リーグ最下位だったことから、そこからの優勝が話題を呼んだ。ただ、5月からは8勝11敗と、交流戦が始まる前からすでに巻き返しつつあった。

ヤクルト以外にも4チームが5月〜交流戦開始までを負け越しながら11勝以上を挙げているが、大きく負け越したケースは16年の楽天のみ。基本的には勝ち越すかそれに準じるレベルの戦いを見せられるチーム状態であることが、優勝争いには必要であるのかもしれない。

 

勝敗では広島と阪神、内容では日本ハムとロッテ

今シーズンの5月〜交流戦開始までの期間の成績は以下のような状況にあった。

<5月〜セ・パ交流戦開始まで勝敗(2019)>

チーム名 勝率
広島 21 5 1 .808
阪神 16 10 1 .615
楽天 16 12 0 .571
日本ハム 15 12 1 .556
DeNA 13 12 0 .520
ロッテ 14 13 0 .519
西武 14 13 0 .519
読売 11 13 3 .458
ソフトバンク 12 15 0 .444
中日 10 16 0 .385
オリックス 10 16 1 .385
ヤクルト 6 21 1 .222

今シーズンはパ・リーグで混戦が続いていることから、大きな差はついていない。ただ、広島や阪神といった調子よく戦っていたチームは順当に優勝の候補となるだろう。中日、オリックス、ヤクルトはやや苦しいのかもしれない。

 

<5月〜セ・パ交流戦開始までの1試合平均得点・失点(2019)>

チーム 平均得点 平均失点 差分
広島 5.3 2.9 2.5
日本ハム 5.2 3.7 1.5
ロッテ 4.7 3.6 1.0
阪神 4.0 3.5 0.5
巨人 4.9 4.7 0.2
DeNA 4.0 3.8 0.1
楽天 5.0 4.8 0.1
西武 4.7 5.2 -0.5
ソフトバンク 4.1 4.7 -0.5
中日 3.7 4.5 -0.8
オリックス 3.2 4.3 -1.1
ヤクルト 3.6 5.9 -2.4

中位勢で抜け出してきそうなチームを挙げるならどこだろうか。5月〜セ・パ交流戦開始までの期間の1試合平均得点・失点の差分では、日本ハムとロッテが数字を大きくしていた。

日本ハムは中田翔と大田泰示が調子を上げ、清宮幸太郎が復帰。ロッテもブランドン・レアードと井上晴哉という打線の軸が安定した。ロッテは涌井秀章(防御率3.09)、二木康太(同2.67)、岩下大輝(1.93)といった先発陣に加え、田中靖洋や東條大樹らリリーフも安定感を見せており、ともに内容的には充実していた。

楽天やソフトバンクは、数字はあまりよくはないが、どちらも離脱していた先発投手が徐々に復帰しており、失点はもう少し下がるはず。期待が持てるかもしれない。

ただ、繰り返しになるが18試合という試合数はあまりに少ない。ローテーションの巡り合わせや使用する球場、アクシデント、天候などが大きく影響することもある。ここで名前を挙げていないチームが飛び出してくるような結末を期待してもいいだろう。


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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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