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11月7日、楽天の久保裕也が現役引退を発表し、引退会見を行った。
冒頭では、「今シーズンを振り返ったときに、なかなか結果を出せずに自分の力の衰えを感じました。球団と話しをさせていただき、自分の力の限界を伝えて、引退することを決めました」と力の衰えを感じたことで引退を決意したと振り返った。
また、「同期にはレベルの高い選手がいっぱいいましたし、年を重ねるにつれて(現役選手は)少なくなってきましたが、それでもやっぱり僕の中では友人であり、ライバルであり、尊敬する同級生が多かったので、良い仲間に、良い世代に生まれてきたんだなと思います」と世代の仲間に恵まれたことを明かしている。
久保は2002年自由枠で巨人へと入団する。1年目から先発と中継ぎ両方の役割で38試合に登板。その後もチーム事情で役割の変更もあったが2010年にはリーグ最多の79試合に登板し8勝1敗32ホールド、防御率2.77の成績を残した。
2015年に巨人を退団後もDeNA、楽天でプレーし39歳となった昨シーズンも22試合に登板した。今シーズンもここまで5試合に登板している。
久保は前日に引退試合を行ったチームメートの渡辺直人と同じ松坂世代(1980年4月2日〜1981年4月1日生)でもあった。これで現時点における同世代の現役選手は松坂大輔(西武)と和田毅(ソフトバンク)のふたりとなった。
<通算成績>
506試合 54勝37敗37S113H 防御率3.45