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1月21日、東北楽天ゴールデンイーグルスの2021年度新入団選手が名取市閖上地区を訪問した。選手たちは名取市震災復興伝承館と、名取市震災メモリアル公園を訪問。震災当時の様子を聞き、閖上の街を見学した。
訪問を終え、ドラフト1位の早川隆久は「本日被災地を訪れ、自分が千葉県で被災した経験とも重なり、心を締め付けられました。震災の日は小学校の卒業式で、地震が起きたときは下校途中でした。すぐに従兄弟に拾ってもらい運良く津波の被害を受けることはなかったのですが、もしそのまま帰っていたらと思い返すとゾッとします。千葉県と東北では津波の高さも違い、改めてその被害の大きさを実感いたしました」と自身の体験を交えてコメント。
「2013年の楽天イーグルスの優勝は、被災された方々に勇気を与えたというお話も伺い、自分もいちプロ野球選手として、東北の球団の一員として、「優勝」し、被災者の方々に勇気を与えることを使命として、プレーしていきたいと思います」と、プロ野球選手としての復興への想いも口にした。
また、ドラフト2位の高田孝一は「被災地の現状、復興の状況、津波の被害を目の当たりにして、東北でプレーさせていただく選手として、より一層、身を引き締めてプレーしなければならないという思いが強くなりました」とコメントし、東北でプレーする決意を新たにしていた。
今日は新人選手たちが名取市閖上地区を訪問しました。
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) January 21, 2021
東日本大震災から10年となる今年は、名取市震災復興伝承館と名取市震災メモリアル公園を訪問し、震災当時の様子を伺ったり、閖上の街を見学しました。
選手のコメントはこちら
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